佐賀の注文住宅、相見積もりとは?
誰もが一度は考える、一生に一度のマイホーム作り。
その全てを託すのですから施工業者は慎重に選びたいですよね。
そして多くの方の話を聞くと、家が高い!
予算が足らないという方の声が多く届きます。
それで建築費削減という建築サポートの仕事が出来てきたんですが、建築費を削減するのはなかなか大変なことです。
私の毎日の仕事の8割が建築業者さんや建材メーカー、販売店さんとの価格交渉みたいな感じです(笑)
品質や材料を変えてのコスト削減はカンタンなんですがそれはどの建築業者もやります。
安くてもいい家をつくるという事はどこもできないことなんですね。
という事で、今日は、信頼できる施工業者を選ぶ際に最も効果的な手段だと言える「相見積もり」について紹介します。
■相見積もりとは
相見積もりとは同条件で複数の会社に見積もりを依頼することを指し、複数の見積もりを比較して相場を理解し、最も信頼でき安価な業者を選
ぶことを目的に行われることが多いです。
■相見積もりのポイント
違う条件で見積もりを行うと金額の比較が意味をなさなくなるので、出来る限り同じ条件・希望を伝える必要があるのが相見積もりですが、その他にもいくつかポイントがあります。
いくつか見ていきましょう。
・相見積もりは2~3社で
相見積もりの比較対象が多すぎると無用な迷いに繋がるので、見積もりを依頼するのは2~3社に絞りましょう。
まずはよさそうな業者を5~6社リストアップし、その後会社の情報をじっくり吟味し2~3社に絞りこみます。
最後に自身が誰であるかを名乗って相見積もりを依頼しましょう。
・相見積もりであることを伝える
相見積もりを取る場合、相見積もりである旨を各業者に伝えましょう。
これは相見積もりの基本的なマナーです。
ただし、具体的に後この会社と競合しているかまでは伝える必要はありません。
これを行うのは単なる作法であるだけではなく、きちんと効果があります。
業者間で競争意識が働き見積もり金額が低くなったり、提案にも力がこもりやすくなるのです。
また、断る際の口実にもなるので唐突に断るといった無礼を働きにくくなります。
・予算額が決まっていれば伝える
予算の上限が決まっていれば正直に伝えましょう。
ただし、リフォームで解体すると予想以上に傷んでおり追加工事が必要となることなども考えられるため、1~2割の余裕をみた金額を伝えるようにしましょう。
時に、新築でもリフォームでも相場より高い金額がつくことを懸念してかなり低めの金額を伝える方がいますが、これは出来る限り避けましょう。
相見積もりなら他社と比較されるため、高い金額をふっかける業者はまずいません。
むしろ少ない金額で無理な施工を行おうとして適切な見積もりを出せない原因になるなど逆効果と成り得ます。
いかがでしたでしょうか?
ポイントをしっかり踏まえて最適な業者を選ぶことが重要だと言えます。
一般的に見積もりは安い業者を見つけるために行いますが、見積金額だけで選ぶことは避けましょう。
悪徳業者からすれば金額だけを重視する人は絶好のカモですから、視察・見積もりでの姿勢も考慮に入れ、信頼できる業者を選んでいくことが必要です。
また、見積書を見る時は建物本体工事だけではなく総額を比べることが重要です。建物本体価格以外に何が含まれていて何が含まれていないのか?
家が完成して住むまでの総費用がいくらなのか?
ここが大事です。
建物本体価格だけを安くして、追加工事やオプション工事が多い見積書は注意が必要です。
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