普通の家より200万円コストを掛ければ元を取る
ここ何年も、一般的に建てられている、普通の家を建てたことがないのですが
今日は私たちが建てている自然素材の健康住宅と他の普通の住宅の
価格比較をしてみましょう。
自然素材の健康住宅で省エネの家は
大体坪55万円前後の予算の方がおおいのですが
これを普通にサイディングやビニールクロス、
グラスウール等にグレードを下げるといくらぐらい価格が
下がるのか?
35坪の大きさの家で比較すると
外壁を塗り壁からサイディングへ変更した場合
60万円さがります。
内壁を塗り壁から、ビニールクロスへ変更した場合
30万円さがります。
高性能断熱材をグラスウールにしした場合
40万さがります。
天井を和紙からビニールクロスへ変更した場合
2万円さがります。
樹脂サッシアルゴンガス入り遮熱ガラスをアルミサッシ断熱ガラスに変更した場合
30万円さがります。
耐震等級と断熱等級を最高等級から建築基準法並みにした場合
20万さがります。
構造計算をするからしなかった場合
20万さがります。
とりあえず合計は202万円
自然素材の省エネの家から、普通の家にすると
約200万円は価格が安くなりそうです。
200万円ということは、坪に直すと
約5万~6万円は安く建てることが出来そうです。
建てる家が40坪以上になれば、坪40万円台後半で家が建ちそうです。
タマホームとおなじような価格ですね。
この200万円の差は大きいですが、ちょっとここで
長いスパンで考えてみましょう。
200万円高いのですがこれを住宅ローンの期間の35年で割ると
1年あたり57142円になります。
1か月で4761円になります。
利息もかかりますがここでは無視(笑)
高性能な省エネ住宅になっていますので普通の家より
電気代が安く済みます。
もし、普通の家より電気代が月4000円程度安ければ
200万円多く建築費用が高くなっても、健康に快適に暮らせる
自然素材の健康住宅の省エネの家って、びっくりするほど
高くないのではありませんか?
【結論】
普通の家より200万円多くの費用をかけて高性能な
自然素材の省エネの家を建てても、ランニングコストを下げることができるので
それほど高くないということです。
これが60年の長いスパンで計算すればもっと有利になります。
普通の家の寿命が30年とした場合2倍長持ちする家を建てれば
200万円の初期投資は無駄ではなくとても有効です。
逆に安くつくということです。
光熱電気代はそこに住んでいる以上、払い続けることになるので
これを減らす、工夫をしてくださいね。
太陽光発電システムを取り入れればもっと
良いかも知れませんね。
チョット分かりにくい文章になったかも知れませんが。
イニシャルコストは安くてもランニングコストが高ければ
何にもならないということです。
家は長い目で見る必要があるので、今日はそれをお伝えしました。
最初に200万円多く建築費用を準備しなければならない
という問題はありますが、けしてその200万円は
ムダ金ではありません。
その200万円を大手ハウスメーカーの広告宣伝費に使うか、
あなた自身の家に使うか、それはあなたの考え方次第。
あなたの考えはいかがでしょうか?
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