放置される国内の林地に、海外投資家が目をつけています。

日本のケータイは※『ガラパゴス化』していると言われます。

 

周囲から遮断された世界で、独自の進化を遂げているからです。

 

※技術やサービスなどが日本市場で独自の方向性へ進化し、世界標準から掛け離れてしまう現象。

 

 

海外では、ケータイは『電話』であって、

 

メール機能がついていれば充分。

 

 

しかし、日本のケータイはたくさんの機能を詰め込んでいます。

 

日本人の、

 

「もっと何かできないか」

 

という姿勢には、終わりが無いようです。

 

 

家電製品や車もそう。

 

使いやすく壊れにくいよう追求する他に、

 

見た目の美しさまでこだわる日本人の努力と感性。

 

 

食物は、安全性と美味しさを追求しています。

 

それぞれの分野での努力が信頼につながり、

 

海外からの旅行者が『メイド・イン・ジャパン』を買い求めています。

 

 

そんな成長分野がある一方、国内ではある問題が起きています。

 

 

あなたは、日本の林業が衰退しているのを知ってますか?

 

 

山間地の森林組合では、これまで管理していた山林を伐採したあと、

 

植林経費を捻出できずに放置する『植林放棄』が増えています。

 

高齢化や後継ぎ問題で手放したいと思っている所有者も多いんです。

 

 

そんな放置される国内の林地に、海外投資家が目をつけています。

 

特に中国は買収の好機としています。

 

もう、具体的な商談も始まってるんですよ。

 

日本のあちこちで。

 

そして実際に買われています。

 

日本の自然が・・

 

 

森林総合研究所の理事の方によると、

 

海外資本に侵食されていくステップには3つの段階があります。

 

 

まず第1段階。

 

『丸太の買収』。

 

日本の丸太を自国に輸入し、自国で加工。

 

その製品を自国で消費する他に、日本に良質品を逆輸出。

 

もし、大量の丸太が海外に輸出されれば、

 

日本の製材業は空洞化していきます。

 

 

第2段階として、『伐採前の立木の買収』。

 

もし人件費が安い国の労働者が、日本の山林に派遣されたら?

 

(・・・すでにそんな商談もあります)

 

国籍を問わず、国からの補助金は出るんです。

 

これにより製材業者だけでなく、

 

素材生産者までも大幅に衰退していきます。

 

 

第3段階の『土地買収』は、もっと深刻です。

 

日本では外国人にも所有権が認められていますね。

 

もし、林地買収されたら、

 

そこは、日本にあるのに国でさえ関知できない部分になります。

 

地下水などの水資源も含めて・・・。

 

 

ある程度育った木を伐採して、また植林する。

 

そういったことを繰り返して、山は守られていきます。

 

空気を浄化したり、木材になるだけでなく、

 

水を蓄える事で災害を防いだり、

 

生物が生きるための、命の水を提供してくれます。

 

そんな大事な山林がビジネスとして使われるのは

 

ちょっと怖いですね。

 

 

あなたの家づくりに、この情報は必要ないかもしれません。

 

でも、あなたの家づくりを依頼する業者が

 

国産材を使うことにこだわりを持っているなら、

 

「国産材を、山を守るために」

 

という熱い思いがあるのかも。

 


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