自然素材の家を1日180円の負担増で建てませんか?

自然素材の家は本当に高いのか?


施主さんが工務店や建築会社に自然素材の家を建てたいという

話をすると普通の建築会社は、自然素材を使った家は

高いですよ。

という話をされるそうです。


また、今の建材は★★★★フォースターで、安全ですよ。

「これでも良いですよ」という話をされる会社も多いそうです。


では、私の方でこの建築会社や工務店が口裏(笑)

を合わせたように言う自然素材の家は本当に高いのか?

これを考えてみましょう。


一般的なフォースターの合板フロアーが、1坪1万円前後です。

それが、無垢の床板になると厚みや材種にもよりますが、

1坪17000円前後になります。

7000円の違いですね。

家の床が30坪あれば21万円高くなります。

21万円は材料の分ですので建築会社の経費等は含まれません。


次に、ビニールクロスと塗り壁を比べてみましょう。

ビニールクロスの一般的な値段は材料費と貼り手間で

㎡800円前後です。

30坪の家で大体350㎡くらいありますので28万円です。

このビニールクロスを塗壁で施工するといくらでしょう?


え~と

350㎡分を全て塗るとですね~

塗壁の㎡単価が安い塗壁で材料と左官手間込みで2000円

くらいですので、差額が1200円なので、42万円上がります。


30坪の家で床と壁を自然素材にすると化学建材でつくるより

床で21万円、壁で42万円、合計63万円上がります。


これに建築会社によっては経費をかけますので、

大体80万円くらいになるでしょう。


30坪の家で普通の建材を使った家を自然素材を使った家にした場合、

大体80万円くらい高くなりますね。

これを坪単価にすると、26000円上がるということになります。


これを住宅ローンが35年だとすると、1ヶ月の住宅ローン支払いが

2000円くらい多くなります。

この2000円が高いのか安いのかはあなたの判断に任せますが、

1日70円の負担で自然素材の家が建てられると思ったら、

いかがでしょうか?


建築会社や工務店が口を合わせたように言う

自然素材は高い!というのは本当でしょうか?

本当ではありません。

嘘なんです。


自然素材は面倒!クレームが多いなどの理由で、

自然素材の家の施工に

前向きではない建築業者も多いのです。


もちろん、自然素材だけで健康に暮らせることはできません。

サッシや断熱材も大きく関係してきます。

そして資金計画まで含め全体的なバランスが大事です。


そして何よりも、そこに暮らす人が、住宅ローンに縛られず

ゆとりある生活や暮らしが一番大切です。


家は単なる道具です。

その道具を上手に使いこなすのは、施主さんです。

道具の使い方次第で良くも悪くもなります。


また、どのような道具を選ぶのか?

というのも大事だということは分かるはずです。

ちなみにサッシや断熱材もグレードアップすれば、

後100万円は高くなります。


でも、自然素材と合わせても1日180円の負担です。

利息を計算しました(笑)


また、これまでの金額は、単純に材料費などの価格差だけで

大まかに計算しましたが、


実際は、自然素材の耐久性やメンテナンス費用、

省エネ住宅の光熱費、自然素材の健康住宅の価値、

住む人にとっての健康、安全、快適性

などを含めると化学建材を使った普通の家より、

かえって安くなります。

イニシャルコストよりランニングコストの考え方です。


煙草でも1箱400円?

私は吸わないので分かりませんが、たばこ代より安い金額で

良い家が建つのですね。

愛煙家の人、スイマセン!



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今までの建築会社がやれなかった高品質、高性能の住宅を普通の価格で提供する。試行錯誤の連続ですが、それも楽しむ。
家づくりにかかわる誰もが楽しく家づくりができるようにしたい。
施主と建築業者は同じ家づくりのゴールを目指すパートナーです。
価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。