佐賀、嬉野も暑いです。熱中症になりやすい気温・湿度は?
■熱中症になりやすい気温・湿度は?
気温35℃以上の環境は、非常に危険です。
また、気温がそれほど高くなくても、湿度が70%を越えたら危険です。
実際に、高湿度で風通しの悪い20℃程度の部屋で、
熱中症になった事例があります。
なお、過去に熱中症を経験したことがある人は、
未経験者よりも再発しやすので、より注意が必要です。
■汗で湿度が上がりやすい夏の寝室
夏の寝室といえば、室温だけに注意を払いがちです。
でも、本当に怖いのは『湿度』なんです。
汗は、蒸発する時に体の表面から熱を奪ってくれますね。
ですが、湿度が高いと汗は蒸発できず、体温を下げることができません。
朝起きて、体が重かったり微熱がある時は、寝室の湿度を確認してください。
そのだるさは寝不足のせいではなく、熱中症のせいかもしれません。
熱中症で高体温になると、大腸菌でつくられた毒が血液に混ざり、
回復後も体の抵抗力が弱まったまま、という状態が数日間続きます。
それが怖いので、熱中症患者には受診が勧められています。
なのに、それを知らない人は、
「これくらいなら大丈夫だから」
と無理をしてしまうんです。
あなたや家族に熱中症の疑いがあったら、まずはしっかり水分をとり、
決して無理をせず、室温と湿度を管理した部屋で安静にしましょう。
■夏の寝室の注意点
西側の寝室は、就寝前に室温を下げておきましょう。
また、この時期は5時前から日差しを感じます。
東側の寝室で昼ごろまで寝るのなら、室内に熱がこもりやすくて危険です。
ですから、どちらの寝室も
すだれやグリーンカーテンなどで、日差しを遮る工夫を考えてみましょう。
防犯対策も兼ねて、ルーバー式の雨戸を設置するのもいいですね。
2階建の住まいの場合、1階より2階の方が室温が高くなりがちです。
もし1階に空き部屋があれば、
夏の間は1階で寝る、という選択もあります。
『いつも個室に分かれて寝る家族が、夏は1階の和室で川の字に並んで寝る』
というのも、なんだか楽しそうですね。(#^.^#)
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