家づくりで一番大事な設計のことを考えていますか?
設計や間取りに関する記事をまとめてみました。
この記事は過去にメルマガで配信した内容です。
設計とは単なる間取りではありません。
設計は間取りを単に作ることではなく、その家で暮らすあなたや家族が心身共に健康に快適に暮らすことです。
人生は一度だけです。
家づくりで失敗するとお金で苦労するかもしれません。
身体を壊すかもしれません。
家族の誰もが喧嘩ばかりで楽しく暮らせないかもしれません。
最悪の場合、住宅ローンが払えなくて家を売る羽目になるかもしれません。
想像して見てください。
住宅ローンの返済に追われ、家族と旅行もできない想い出のイベントもできない。
記念日のホテルでの最上階でのおいしい食事もできない。
住宅ローンの借金を返すだけの人生。
なんのための家づくりでしょうか?
あなたや家族が幸せに楽しく暮らせるための設計をサポートします。
最近は、不眠症で悩む人が増えているそうですね。
日本睡眠学会によると、「不眠症の定義」は、
『夜間なかなか入眠できず、寝付くのに普段より2時間以上かかる入眠障害、 一旦寝付いても夜中に目が醒め易く、2回以上目が醒める中間覚醒、 朝起きた時にぐっすり眠った感じの得られない熟眠障害、 朝、普段よりも2時間以上早く目が醒めてしまう早朝覚醒、などのいずれかの症状があること。
そしてそれが週2回以上、かつ少なくとも1ヶ月間は持続すること。
不眠のため自らが苦痛を感じるか、 社会生活又は、職業的機能が妨げられること、 などの全てを満たすこと』とあります。
精神的なストレスや身体的苦痛のため、一時的に夜間良く眠れない状態は生理学的反応としての不眠であって、不眠症とは言わないそうです。
私が子供の頃は、夕方は薄暗く、地域のお店は19時か20時には閉店。
夜は真っ暗で、静かな世界が広がり、「一日が終わる」と感じる環境でした。
しかし今は、夜になっても町には活気があり、TVは、ほぼ24時間放送され、パソコン・ケータイが発達・普及し、子供は夜も塾に通い、大人は残業で疲れ果て…すっかり眠らない社会になりました。
眠らせてくれない社会と言った方が正しいかもしれません。
そういえば、
「快眠」をアピールした住宅会社は少ないですよね。
あなたはご近所に、そんな会社があるかご存知ですか?
「省エネ住宅」とか「長期優良住宅」とか家の機能のアピールは、よく見かけますが、「自然な眠りに導いてくれる家」って、体にも心にも、生活全体に優しそうだと思いませんか?
「今日も1日頑張った~。さあ、ぐっすり寝るぞ~」
と、眠るのが楽しくなる家って、いいですよね。
ちなみに私のところでは、「快眠寝室」という企画設計もやっていますよ(笑)
「誰だって、足が伸ばせる浴槽がいいに決まっている!」
もしかしたら、そんなふうに思い込んではいませんか?
確かに若い時ならば、子どもたちと一緒にお風呂に入ったりもするので、浴槽は広い方が嬉しいかもしれません。
しかし、年を重ねてくると、足が伸ばせる浴槽がかえって危険になることもあります。
もちろん、浴槽内にハンドバーなどの手すりは付けられますが、それでも足を伸ばしきると「浴槽の中で体が浮いてしまう感じがして怖い!」。
そうおっしゃる小柄な体格の年配女性は少なくありません。
実は日本は、お風呂での溺死が交通事故死よりも多いのです。
一般的によく知られているのは「ヒートショック」ですが、お風呂でついウトウトすることも大きな危険を伴います。
過労などもウトウトの原因になりますので、日ごろの健康管理にも気を配りたいものですね。
そしてやはり、ご自身の年齢や体格なども考慮して浴槽を選ぶことが良いですね。
ところで、あなたは設計について考えたことがありますか?
私はこのように考えました。
設計事務所としての実力は?
建築サポートは設計事務所です。
しかし、設計図を書いたり工事監理をしません。
設計図を書いたり工事監理をするのは別の設計事務所さんです。
建築サポートのデザイン住宅の設計や建築家としての設計の実力は平凡で普通です。
ただ、施主さんの夢のマイホームを実現するために何をどうやったらいいのか?
良い家を安く建てるにはどのような材料を使いどのような断熱材を選び、どのような施工業者に工事を任せたら安心か?
このようなことを考える設計力は佐賀県で一番だと思います。
日本で一番と言いたいところですが、調べたことがないので佐賀県で一番の設計事務所と言っときます(笑)
設計とは考えることなんですね。
施主さんの夢のマイホームを施主さんの予算内で実現する方法を考えることなんですね。
どんな間取りにするかどんなデザインにするか?
どんな住宅性能にするか?予算はいくらにするか?
設計料とはその考えた結果に対しての保証の対価なんですよね。
限られた予算の中で品質、素材や断熱性能、耐震性能、住み心地をどをどこまで高めることができるか?
夢のマイホーム実現計画続行中!
あなたは良い家とはどんな家だとお考えでしょうか?
100人いれば100人の良い家があると思いますが、私が考える良い家とは?
やはり住まいは冬の寒さや夏の暑さから身体を守らなければいけません。
冬でも素足で歩けるような無垢の厚い床板を使い、暖房器具をガンガン使用しないでも家中がホンワカ暖かい、暖房費もそれほどかからない
省エネルギーの家です。
それを実現するには断熱性が高いサッシや断熱材が重要な役割ですからここは妥協しません。
冬のトイレや洗面脱衣所、浴室は温度差で亡くなる人がたくさんいます。
あなたも知っていると思いますが、ヒートショックと言われるものです。
ヒートショックを防ぐには家の中の温度差を作らないことです。
そのためにも家の断熱化は必要です。
窓の結露も仕方ない現象ではありません。
断熱性能が高いサッシや家の冷暖房計画をきっちり考えれば防げるものです。
結露はカーテンや窓廻りの壁や敷居などを傷める原因にもなります。
最近は、台風も地震も大きな被害をもたらします。
台風や地震は人間の力で防ぐことはできません。
しかし、自分の家は作り方次第で守ることができます。
台風や地震にも耐えられる頑丈な構造で安心して暮らしたいと思います。
現在の家づくりの主流はビニールクロスと合板、化学建材です。
これらの家づくりが全て悪いとは言いませんんが、出来るなら本物の自然素材の家に暮らしたいと思うのは贅沢でしょうか?
自然素材の家は確かにビニールクロスや化学建材の家に比べれば高いです。
しかし、大手建築会社に家づくりを頼まず、小さな工務店や設計事務所に頼めば自然素材を使ってもそれほど高くなく予算内に納まることでしょう。
要はあなたが自然素材の本物の家に暮らしたいか、ビニールクロスと化学建材だけでつくられた家で良いと思うのか。
それだけの違いです。
湿気は家の大敵です。湿気を防ぐことができれば家は長持ちします。
特に壁の中の湿気は柱や断熱材を濡らし家の寿命を短くします。
床下の湿気も同じです。
床下や壁の中の湿気対策をきちんとやれば木造住宅は100年、200年と長持ちするのです。
もちろん、何も手入れしないでということではなく、外回りのペンキを塗ったり床にワックスを塗ったりメンテをやりながら長く使い続けると
いうのが家を長持ちさせる秘訣です。
最近は夏の暑さもすごいので夏の暑さ対策もやらなければいけません。
夏の暑さ対策で一番有効なのは、風通しと遮熱対策です。
きちんとした断熱化された住まいが基本ですが、それに風通しと遮熱対策をやれば夏も涼しく暮らせると思っています。
本当は冷暖房のエアコンを使わないで夏冬快適な室内で暮らすことができればいいのですが、流石にそこまではまだ無理です。
しかし、少しの電気代、エネルギーで夏冬快適に健康的に暮らすことができればそれが良い家だと思っています。
注文住宅ではどのような間取りにするかで家の良し悪しが決まります。
もちろん、高断熱や自然素材、耐震、適正低価格はもはや当たり前。
その上での話です。
健康に暮らせる間取り。家事が効率よくできる動線。
子供がおおらかに育つ部屋の配置。
寒さや暑さで死なない家。
寒さでヒートショックを起こさない浴室。
地震や台風にも強い頑丈な間取り。
間取りだけで解決する問題ばかりではありません。
ただ、間取りで改善することも多い。
そんな家づくりの間取り作成です。
間取り作成は家づくりではとても重要になります。
建築コストも重要ですが、間取りも重要。
ここは自由設計と言えどもプロに任せた方がいい領域かもしれません。
注文住宅の自由設計は今までの設計間取りでも十分にいい間取りになります。
しかし、今までの間取りに一つ足らないことがありました。
それは自然の恵みの太陽光を十分に活かされていない。
効率のいい間取り優先。
コストカットができる間取り優先。
ここを今回は改善しました。
今回は新たに太陽基点ハウスの間取り設計法を取り入れます。
太陽の光を間取りにどう取り込むか?
取り込む場所は?取り込む時間や方角からベストな太陽光を間取り設計に活かします。
注文住宅の一番の良さは自由に設計できること。
自由に間取りを作れること。
折角の家づくりです。
いい間取りを太陽基点設計法で作りましょう。
https://plan-mitsumori.com/18177
ところで日本間取り協会ってしていますか?
日本間取り協会が「新築当時に戻れるとしたら間取りをやり直しますか?」
という調査を行いました。
対象者は、注文住宅の建て主64人です。
その結果、「やり直す」は95.3%。
やり直すと回答した人の住宅の築年数は?
10年以内・・・・30.5%
11~20年・・・30.5%
21~30年・・・20.3%
31年以上・・・・18.6%
と、驚くほど偏りがありません。
そんな彼らが「やり直したい」と思ったことの第一位は何でしょう?
■第一位
やり直したい場所の第一位は『駐車場』です。
その割合は73.4%。
ほかの調査や施主の体験談を見ても、『駐車場』に不満や後悔の気持ちを抱いている人は多いようです。
■不満の一例
・家の広さを優先したので、駐車場が狭くなった
・縦列駐車にしたので、車の出し入れが面倒
・予算が足りず、カーポートを設置できなかった
・玄関まで遠いので、荷物が多い時や雨の日は大変
・使い勝手より見た目を優先した
・傾斜対策をしなかった
・予算対策で砂利にしたら、車の出し入れの度に道路に砂利が落ちる
・駐車場を広めにしたところ、車が無い時に視線が気になる
■対策
駐車場は、広すぎても狭すぎても不便です。
並列駐車するなら、風でドアが全開になっても隣りの車にキズを付けずにすむ位のスペースがあれば十分です。
雨や日差しに悩まされたくないなら、カーポートの予算取りは必須ですね。
強風や積雪が気になる地域なら、それらに耐えうるだけの強度があるものを選びましょう。
また、道路との段差や駐車場の傾斜があれば、その対策も欠かせません。
家本体の予算取りを考える段階で外構工事の費用を確保するのが理想的ですが、思うようにいかないこともあるでしょう。
もし駐車場のための予算取りが難しいなら、優先度の高い工事だけ行い、住みながら完成させていく方法も検討したいものですね。
昨日は緊急アンケートということでお願いしたところ多くの人からお答えいただきありがとうございました。
感謝です!
その中でやはり、欲しい家が欲しい予算内でできるか?
設計をきちんと作ることができるか?
メールだけで大丈夫か?
それと、全国の建築地での工務店探しはどうするのか?
どのようなにして探し選ぶのか?
保証やアフターは誰が行うのか?
建築サポートは紹介したら工事にはかかわらないのか?
住宅ローンの選び方がよくわからない?
家を建てる目的や将来の生活、家を建ててからローンの支払いで困るような家づくりはしたくない。
大手ハウスメーカーが安心だと思って家を建てたが失敗した。
地域のハウメーカー、不動産業者から騙された。
大手も工務店も価格的には変わらなく高い。
無名な工務店はアフターや保証が心配。
なんか、建築業界自体がまだまだという感じがして私の力不足が残念でなりません。
これから早く力をつけて、建築サポートが大手建築サポート事務所になり今の家づくりをガラリと変えたい。
業界に新しい風を吹かせたい。
そんな気持ちが強くなりました。
年間1000人のお施主さんの家づくりをサポートすれば九州では大手に入ります。
アンケートのお答えを元に8月にオープンする建築サポートの家づくりサポートの参考にさせていただきます。
さて、そういうことで、今日は設計と工務店選びについての補足説明をします。
施主さんが欲しい家を施主さんの予算内で建てるには、何が重要か?
それは3つです。
どんな家をいくらで、どの工務店で工事をするか?
この3つが大事です。
1・資金計画
2・設計図
3・工務店選び
この3つですね。
他にも断熱とか基礎の鉄筋とかあります。
しかし集約すると、資金計画、設計、工務店選びです。
資金計画は施主さんの予算を伺いその予算を適切に配分します。
工事や材料、設計にいくらとか、土地代にいくらとか後で予算が足らない?
とならないようにして資金計画します。
次に設計図を作ります。
予算を考慮しながらそして施主さんのご希望を入れながら間取りや外観図、仕様書を作ります。この予算内でできるだけいい家にするために夏涼しく冬暖かく、健康に暮らせるような断熱設計、地震や台風に強いように壁の位置や窓の位置を考え、その地域に風通しや地域性なども考え設計していきます。
設計は、その道のプロの設計士が行います。
設計一筋の設計士なのでデザイン設計や古民家などの設計など可能です。
最後に工務店選びです。
はっきり言って工務店選びが一番難しいです。
建築費が豊富にあればどのような建築会社や工務店も工事を引き受けてくれるのでラクでカンタンです。
しかし、ムダな経費や多すぎる利益を一切認めない建築サポートの家づくりは普通の工務店や建築会社にとっては利益が少ないのでなかなか引き受ける工務店が少ない。
これが現状です。
ただ、無名の小さな工務店や大工さんは少ない適正利益で工事をやってくれるのでこのような業者さんを数社選び、施主さんと面談をしてもらい最終的には施主さんが決めます。
もちろん施主さん自身がご希望の工務店などがあればそこでやってもらっても構いません。
これからは設計料を強化
今まで建築サポートは建築費削減だけに目を向けて建築費を安くすることだけに一極集中してきました。
安くてもいい家をつくることだけにこだわってきました。
安くてもいい家をつくることはこれからの家づくりにおいても間違いではないのですが、建築費削減だけでは本当のいい家にはならないと思い始めました。
家は単に建築費が安くて自然素材を使って快適に健康に暮せればそれでいいという訳ではなかったんですね。
そうなんです。
設計力が抜けていました(笑)
建築サポートは企画設計サポートと言いながら、設計にはあまり力を入れてこなかったんですね。
そのために大手ハウスメーカーさんに後れを取ってしまいました。
建築サポートが企画設計する家と大手ハウスメーカーさんが建てる家との違いをお客さん、施主さん目線で見てみると大きな違いが見えてきました。
それは見た目です。
大手ハウスメーカーさんの家は素材や高断熱の性能は普通の家ですが
何となく見た目が良いですよね。
大手ハウスメーカーの家がカッコいいとは思いませんが、商品としての高級感があり、プロではない人から見れば単に見た目が良いという事ですが、これを設計力とした場合、建築サポートは素材や断熱性能、住み心地だけにこだわり過ぎた面がありました。
これはこれで間違いではありませんが、これプラス+何かが足りませんでした。
それが設計力だったんです。
建築サポートだけができるオシャレな空間、カッコいいデザイン!
癒される家!落ち着くリビング!外観意匠!ホントにこれ欲しい!
高級感あふれる内装、外装!
こういう設計力を今までムダな費用として削減してきました。
建築費削減のサポートをしてきて何か足らない!
なんて心では思っていたんですがそれが設計力だったんです。
有名建築家の誰かが同じようなことを言っていたと記憶して
いますが、
「家は単なる箱ではない。」
「家はカッコよくなければならない。心からこんな家に住みたい!」
これは私自信が最近、思ったことです。
作り手自身がそう思わなければ家ではない。
ということですね。
今後はコスト削減と設計力が両立できるように設計力を
強化して行きます。
カッコいいデザイン設計はこちら↓
https://www.wood-eco-style.com/gallery/49992/
健康住宅の間取りを作っていますか。
世間では昔と比べて健康に対する意識が高まっています。
特に関心を持たれているのは、子どもが健やかに育つ環境を
用意することです。
子どもの未来を重視する風潮が強く、住宅も健康志向のもの
が増えました。
健康住宅と呼ばれることもあり、健やかに暮らせるように配慮
された間取りになっています。
たとえばリビングは家族が長く過ごす場所であるため、快適性を重視
して設計されることが多いです。
暗いリビングにいると気分まで暗くなりがちなので、採光に気を使う
ことがポイントになります。
また、湿気がこもると不快指数が上がりますし、カビも繁殖しやすくなる
ので良くありません。
そのため高い通気性を確保することも重要なポイントです。
したがって健康住宅は、太陽との位置関係や窓からの空気の流れを考えた
間取りになっています。
それぞれの部屋に開放感を持たせることも大事ですが、やみくもに広い間取り
にするだけでは不十分です。
土地が狭くてスペースに余裕がないケースも多いでしょう。
その場合は圧迫感を減らすための工夫が欠かせません。
たとえば天井を高くしたり吹き抜けにしたりすることで、面積が
狭くても広く感じられるようになります。
間取りの工夫とともに壁紙の色を明るくするのも一つの手段です。
部屋だけでなくキッチンの間取りも影響が少なくありません。
換気のしやすさに注意しておかないと、料理の匂いが家中に及ぶこと
になりかねません。
煙を吸い込むことになったり、ストレスが溜まったりする場合があります。
したがって、奥まった窓のないところに配置するのは得策とはいえないです。
十分に換気に配慮すれば、オープンキッチンにしても構いません。
リビングとつなげる間取りにすることで、調理や後片付けの途中でも子どもと
コミュニケーションを取りやすくなるでしょう。
このように家族が一体になりやすい間取りにしておけば、家の雰囲気が
良くなるので精神的にも健康になることを期待できます。”
インタネット、スマートフォン、AI・・・
技術の進歩は速く、数か月前までは最新の技術だったものが
今ではもう古くなって効率よく使えない。
そんな時代になっています。
10年後には今の仕事の半分が無くなるとも言われています。
今までの覚えた知識の料や処理の速さ、正確さといった知識量や
処理能力より、状況にあった知識を引っ張り出してその状況に
応じた知識を活用し問題を解決する能力がこれからは求められます。
今までと違った学力、対応力が求められるのです。
「民博の問題点を述べよ」
「ドラえもんが優れた技術で作られていても、生物として認められることは
ありません。それはなぜですか。理由を答えなさい」
「自動運転のバスのようにコンピューター技術の進歩によって予想される社会
的な問題を答えよ」
これは2017年渋谷教育学園幕張中学校の入試問題です。
この問題からも分かるように、資料を読み取る力に加え、自分の常識や知識
を結びつける力、総合的に考える力が必要になってきたという事でしょう。
ある外国の大学の教授は2011年に小学校に入学した子供の65%は、今は存在し
ていない仕事に就くだろうとのことです。
これからの10年で今の仕事の半分が無くなり、自分で仕事を作り出す、創職が主流
になる。
こんなことも言われています。
住宅は子供にとって学校以上に長くいる場所になります。
どういう学校に行っているかと同じ位「どういう家でどういう親の元に生まれ
育てられたか」という事が学力に与える影響は大きいのです。
私たち大人は建築のプロは住宅や暮らしの中で将来大人になった時に困らないように
子供の能力を伸ばせるような家づくりを勉強しそれを今のパパやママに伝える必要性が
あります。
間取りやインテリア、LDKの作り方や広さ、どのような家具を置いたら
子供の成績が良くなるか。
このようなことを考えて行かなければなりません。
家庭環境が学力を決めている。
そんなデーターもあります。
子供を塾に行かせる前に私たち大人が親が、未来の自分や社会に役立つような
脳力をそれぞれの個性に合わせて発揮できるように住宅環境を変えて行かないと
手遅れになります。
お金持ちの子供は学ぶ時間もお金もあるので将来もお金持ち。
経済的に困窮しているところの子供は将来も学ぶ余裕も無くお金を稼げない。
このような悪のサイクルを抜け出すにも、子供の学力向上は大事だと思うし
学力が向上するような人間性が豊かになる住環境を提供するのは大人の親の
建築のプロの務めだと思います。
住宅に暮す人が健康になる建築医学を勉強して7年ほどになりますが、
今までは自然素材や高断熱の住宅性能面から健康住宅を考えていましたがこれからは
子供の未来に役立つ家づくりが最も重要なのではとそんな気もしています。
自然素材や高断熱、デザインは当たり前として、
・リビングは四角ではなく長方形が良い。
・キッチンの家事動線が子供の学力に影響する。
・子供の能力は0歳~7歳、7歳から13歳までの期間限定。
・成績を確実に上げるには寝室の作り方に秘密があった。
・木のにおいは脳にとてもいい。
・子供を賢くするにはリビングにあるモノを置く。
私もまだまだ未知の分野ですが、あなたと一緒に勉強して行きたいと思っています。
住宅環境は人の健康だけではなく子供の脳力を十分に出すための環境でも
あるんですね。
こんな情報を30年前に知って自分の家を建てていれば、息子ももっと違う
未来があったのかと思うと、ちょっと悔しいですね(笑)
持ち家を持っていない人であれば、いつかはマイホームを
建てたいという夢を持っていることもあるものです。
ですがマイホームというのは一括で購入できる金額ではない
ですし、ローンを組まなければいけないことがほとんどです。
ですから大体の人が若いうちに建てようと考えるものです。
そしてマイホーム購入のきっかけとなることが多いのが、
子供が生まれた時、アパートが狭いと感じた時です。
または、広々とした自分の家で伸び伸びと走り回らせたい。
そんな人も多いです。
アパートは上下、隣で音とかの問題があるので自由に気兼ねなく
走り回るとか絶対出来ないですからね。
子供が生まれると同時に住宅購入に注目するような人は多く、
そして子どもが健やかに育つことを意識するなら健康住宅に
注目するような人も多いものです。
最近では子どもの能力開発というか、子どもの学力を上げて
子どもが大人になった時に色々な仕事ができるように
子どもの幸せの投資に家づくりをされる方もいます。
子どもの学力を自然と上げるには長方形のLDKが最適。
等を考えて間取りを作られています。
そういう事で、
素材、建て方、間取りにこだわった健康住宅は子どもの
未来にも良いのです。
親が忙しく子供と一緒に外に出て過ごせることが少なく、どうしても
家の中で行動することが多くなってしまう世の中だからこそ、
出来るだけ健康的に過ごせる
空間、住まいを目指して家づくりをしたいものです。
また、洋風の家であっても畳の香りがする和室の部屋を作ると気分的に落ち着く
こともできるので、子育てに良い影響を及ぼすことがあるでしょう。
和の空間にもこだわりを持ってみることをおすすめします。
そして健康に暮らせる間取りを意識するのであれば、風通りの良さやあまり壁が
多くないことを考えましょう。
壁で多くの部屋を作ることはできますが、壁でそれだけたくさん区切れば眺めも
悪くなりますし、近距離にものを置かなくてはいけなくなることがほとんどです。
家の中にいると遠くを見ることが少ないので、あまり壁で区切りすぎるのは
子どもの視力にも良くないと言われます。
できるだけ遠くを見るように工夫した間取りにしていくというのもおすすめです。
また、できるだけ木や塗壁の素材を使った空間にすることも大切です。
木や漆喰はジメジメした湿気の多い梅雨の時期でも湿気を多く吸収してくれますから
カビ臭くなく、健康的に暮らすことも可能です。
また、家自体が小さく狭い場合も吹き抜けを作ることによって開放的で
清々しい家のイメージにすることができますよ。
子供の将来の事を思うのであれば、子どもが健やかに育つことが
子を思う親の共通の思いに違いありません。
すくすくと健康に育ってくれるのも大事ですが、体だけではなく心も
健やかに育ってもらいたいはずです。
心が健やかに育つかどうかは、子どもの未来にも影響してくる事になり、
幸せな人生が送れるかにも関わってきそうです。
子どもが健やかに育つ為の健康住宅を建てたいのであれば、庭のある家を
建てるようにするといいでしょう。
しかし庭があるといいとは考えても、その土地によっては作るのが難しい
場合もあります。
例えば道路に面していたり隣家と近い場合には、庭を作っても結局は使わ
ないままになってしまうことがあるからです。
作るからには使う庭でなくてはなりませんので、中庭を作る事を検討して
みてもいいでしょう。
中庭であれば、小さな子供を1人で遊ばせるのも安心ですので、親が一緒に
ついて遊んであげる必要はありません。
リビングやキッチンから中庭が見えるようになっていれば、子どもの様子を
見ながら用事をする事が出来ます。
1人で遊ばせていると道路に飛び出していってしまうのではないかという
心配がありますが、中庭の場合はその心配もないので、安心新手遊ば
せることが出来るのです。
外で遊ぶ事は、子どもの心の成長を促すことになるので、虫や自然と触れ合う
事も出来ます。
普段から外の空気に触れていなければ、風邪を引きやすくなってしまったり、
虫を怖がるような子どもになる可能性があります。
中庭で普段から遊ばせるようにしておけば、子どもが虫や自然と触れ合える為、
心の成長にもつながっていきます。
子どもが大きくなった後でも、木々をいろんな部屋から見渡せるようになる
ことによって、心の癒しを得る事も出来るので、家族みんなが穏やかな気持
ちで過ごせるようになります。
家の中に安心出来るスペースを確保するだけではなく、癒しの空間がある事に
よって家族団らんの場にも出来るはずです。
今までは安くてもいい家という事でできるだけムダな経費を
省いた家づくりを提案してきました。
その中で設計費用も省けるものなら省こうという考えがあり
プラン集を使った設計手法とかも使ってきました。
しかし、今までそのような経費を掛けない設計をやってきて
どうしても納得できる設計というのが出来ない場合も多いことが
あり何ともスッキリしない気持ちがありました。
そこで今年からは設計コストを省くのではなく逆に設計コストを
十分にかけて、施主さんにとって価値のある家づくりに挑戦して行こうと
思っています。
たとえば、家事動線や収納、子育て、健康などに特化した設計をしていくつもりです。
家事は大変な作業ですからそれを出来るだけ楽に出来るような家事動線設計。
キッチンから洗面所や浴室の動線を近くし、ながら作業が楽に出来るようにする設計。
洗濯物を干す、たたむ、収納する。
これらの一連の流れがスムーズにできるようなスペース設計。
多くの家が収納不足で困っているので収納がたくさんあるスッキリ整理整頓ができる家。
など、建ててしまってから不便、失敗したとならないように設計にお金を掛ける。
設計にお金を掛けるので、その他の不要な経費にはお金を掛けない。
設計費用は掛かりますが、トータルの建築費としてはハウスメーカーや普通の工務店より
安くなると思っています。
今までの自然素材、高断熱、高耐震、適正低価格は基本的な性能で
価値なんですが、これらに加え、施主さんの暮らしが良くなる、快適になる
楽になる、楽しくなる設計を付加価値としてこれからは提供して行きたいと
思っています。
ちなみに現在の建築サポートの設計者チームは私を含め5人体制です。
この5人の建築士が徹底的に協議しユーザーのためのより良い設計の家をつくります。
この5人体制の設計力で家づくりをサポートして行きます。
他社にはない設計力であなたの家づくりをサポートします。
換気能力は、耐震性や耐久性に影響します。
あなたは、誰もいない自宅に帰った時、
淀んだ空気が気持ち悪くて、
窓を開けて換気したことがありませんか?
新鮮な空気が室内に入ると、一気に快適になりますよね。
空気の動きが滞る場所は湿気が溜まりやすくなります。
湿気は、ダニやカビの原因になります。
そのまま放置すると腐食が進行し、家の寿命が短くなります。
それだけではありません。
地震の揺れに耐えきれず倒壊する危険が高まります。
阪神淡路大震災などの際、
土台の腐食が原因で被害を受けた住宅の例は
多数報告されています。
家を支えるために大切な床下は、
地面が近いので湿気がこもりやすい場所です。
そのほか、水道工事の不備による水漏れ被害、
断熱による結露発生、
基礎部分の施工不良や劣化による雨水侵入など、
様々な被害を受けやすい場所でもあります。
余分な湿気を素早く放出し、
住宅の耐震性や耐久性を高めるために、
床下の換気はとても重要です。
ちなみに、フラット35の技術基準は、
床下換気孔を「4m毎に300cm2以上の換気孔を設置すること」、
または、「1m当り75cm2以上の換気孔を設置すること」
となっています。
(建築基準法では、
「5m毎」に300cm2以上の換気孔の設置を規定しています。)
耐震性や耐久性のためだけでなく、
家族の健康を守るためにも換気や断熱の設計に関心を寄せたいですね。
楽しそうなテーマーがある家。
今年も後残り4日になりましたね。
あなたにとってどんな1年でしたでしょうか?
私のこの1年を振り返ってみるといろんなことがありましたが
忙しすぎて何か基本的なことを忘れてきたようにも思います。
それを修正するためにも、もう一度私たち家づくりに係る者の
使命を今日は考えてみます。
今まで断熱の話や耐震の話、建築業者の選び方などなど
いろいろ話をこのメルマガでしてきました。
しかし、良く考えてみると、断熱や耐震どのような材料をどのような
工法で家をつくるかは業者側が最初から考えて解決しておかなければ
ならない問題で、今さら施主さんに大声でいうことでもないのでは?
ラーメン屋さんは美味いラーメンを私たちに食べさせることが大事で
素人の私たちに、おいしいラーメンの作り方や店主のラーメンに対しての考え方を
長々と話されても、私はそんなことを聞きたいのではなく、ただただおいしいラーメンが
食べたいのです。
そのおいしいラーメンを作ってくれればいいのです。
結果が全てということでしょうか?
確かに家はラーメンと比べて高額で一生に1回きりのことで、失敗したから
もう一度、建てようという具合にはならないので、しっかり、家づくりのことを
勉強してほしい。
私たちもしっかり断熱や耐震、工法などをしてもらいたいと思い
それをコダワリとして施主さんに伝える。
今までの私はそのことだけに集中してきたような気がします。
私たち家づくりのプロが積極的にやることは、作り手側の事情や
考え方を押し付けるのではなく、「健康に楽しく暮らせる家」を
つくること。
そしてそれを想像してもらうことではないでしょうか?
施主さんはその想像を超える家で「楽しく暮らすこと」を
実現したいと思うことではないでしょうか。
家も基本性能だけが良くても面白くないし、合理的、機能的な
上にもちょっとしたムダや楽しめる空間があってもいいのでは。
家づくりの発想を少し変えて見ると、新しい発見があるかもしれません。
来年は「楽しく暮らすこと」に重きを置いて、いろいろ新しい発想で
家づくりをやりたいと思いますね。
出来るかできないかは別にして楽しく家づくりに係りたいと思います。
・薪ストーブがあるリビング
・回遊できる間取り
・働くママの楽しい小部屋
・お父さんの趣味の書斎
・家族が遊ぶ秘密の部屋
なんか楽しそうだと思いませんか(笑)
頭が良くなる子供部屋は?
昔は子供の部屋というのは無くて、茶の間や縁側で勉強したり遊んだり
していましたが、現在の設計する家には子供部屋を必ず作ります。
今日は、勉強ができるようにしたいのであれば子供部屋には
畳がいいという話です。
「畳が子供の集中力アップ!に大きな効果がある」。
これは、北九州市立大学の森田洋准教授による研究結果です。
研究対象となったのは、福岡市内の進学塾に通う中学1年生と
小学5年生の計323名です。
森田准教授は、「畳敷き教室」と「フローリングの教室」で、
それぞれ簡単な計算問題を30分間に何問解けるかを調べました。
その結果、フローリングの教室で解いた場合の平均は、解答数が129.0問。
一方、畳の教室の平均は145.7問でした。
さらに、正解率においてもフローリングの教室の88.5%に対し、
畳の教室90.4%と、畳の教室が高かったのです。
この結果から畳には「集中力の持続効果がある」
ということがわかるそうです。
集中力に効果をもたらす理由は、畳の主原料であるイグサに含まれる
「フィトンチッド」や「バニリン」にリラックス効果があり、
それが交感神経に作用して甲状腺刺激ホルモンを分泌させ、
やる気と集中力の持続に結びつくと考えらるようです。
このような研究結果を考えると子供部屋を「畳の部屋」
にするというのも面白いかもしれませんね。
子供部屋に畳を敷きたいと思ったんじゃないですか。(笑)
畳にもいろいろあります。
選ぶポイントはやはり、カラダに良いか悪いかです。
防虫材や防腐剤が入った畳もあります。
直に寝転んだりする畳ですので、農薬などが使われていない
畳を選んでくださいね。
設計事務所や工務店も色々。
ある設計事務所いのホームページを見ていたら、こんな家づくりが載っていた。
施主から、設計事務所はクライアントと呼びますが、依頼された家づくり。
施主の予算は1000万円そこで設計事務所は3社の建築会社や工務店、
大工さんに見積もりの依頼。
その見積もりの結果は当然のごとく経費や利益が少ない大工さんということになります。
その開きは数百万になるんですが、設計事務所が見ているのは金額だけで、
施工者の技量や家づくりの考え方、
が抜け落ちているように見える。
またもう一つの実例では、設計事務所が出した、設計見積もりが
1360万円ほど、そして3社の競争見積もりで、
一番安いところで1500万程度、一番高いところで
1900万円を超えているという結果に。
ここでも当然のように一番安い見積もりを出したところを指名し、
設計見積もりの金額、1360万円に近づけるため、
見積内容をチェックし数が多い、単価が高いなどのコストダウンの
議論を工務店に持ちかけます。
工務店としては、競争見積もりということでもあり、
不当な金額は出していないと思われますが、あくまで見積であり、
不測の事態や何らかのことで、いくらか予備費的に数量を多くしたり、
製品単価にいくらか上乗せした金額で見積もりを作っている訳なんですが、
そこを設計事務所の先生(笑)は議論の余地ありということで
突っ込んでくるんです。
これは一見正しいように見えますが、何か私に言わせると、
見積もり段階での余計なお金は認めませんよ。
そして利益も可能な限り少なくしてくださいね。
ということであり、過度の要求は、品質低下を招く原因にもなります。
見積はあくまで予想であり、そして実際にはいろいろな見積もりには
上がってこないこともあるわけでして、そこを設計事務所は認めないわけですね。
もちろん設計事務所としては工務店の方で予備費を見るのではなく、
施主の方で予備費を見るんですが、工務店としては、予備費や
少ない利益で契約させられ(苦)、その金額で、仕事をしなければならない訳です。
そうなると施主や設計事務所の希望は叶うのですが、工務店としては、
最初の見積もりより数百万も少ない金額になるわけです。
そうかといって設計事務所の報酬は減らすことはありません。
あくまで、施工者サイドの努力、利益を減らすことを求められるのです。
これは施主さんのためになっているというよりも、設計事務所が、
ゴリ押しで工務店にその金額を押し付けているようにしか思えません。
確かに不当に高い単価や不当に多い数量などは、もってのほかですが、
良心的な工務店、建築会社ならそのようなことはしません。
あくまで、材料費、職人の人件費+経費、利益が20%から30%ということで出すのです。
ハウスメーカーの経費利益50%は論外ですが・・・
こうして適切に出された見積もりに対して、コストダウンや利益を
薄くする議論を持ち出す設計事務所のやり方にはあまり共感しません。
あくまでコストダウンは作業性の効率化や使う材料の標準化、
工期短縮で行うものであり、決して施工者、工務店や建築会社の
万が一のための予備費や適正な会社経営のための、経費利益を薄くする、
少なくするというやり方でやったらいけないことです。
家づくりは、施主と設計者、施工者が協力して同じ目的をもって
取り組むものであり、工務店の存続や品質低下を招く経費や利益を
過度に薄くすることは避けるべきことなのです。
また設計事務所が設計した家は普通ではあまり使わない材料や
設備機器を使用する場合が多く、デザインや納まりも複雑になったりします。
それが良いか悪いかは施主の好みであり何とも言えませんが、コスト高を
招く一つの要因です。
業者間で言われている、設計事務所が入っている仕事は、面倒で儲からないとは
このような理由からです。
建築コストの問題は難し問題ですが、間取りや外観が気に入り、
仕様も問題ないそしてその工務店や建築業者が嫌いでなかったら
それでいいのではないでしょうか?
もちろん住宅ローンはアパートの家賃または家賃以下と
いうのは言うまでもありません。(アパートにお住いの方の家づくり)
私が最近取り組んでいる建築のプロデュースをするときは、
関係の業者さんが適切に儲けて、
施主さんは無理なく住宅ローン返済できるような資金計画で進めます。
もちろん、ぼったくり(笑)のような工務店の見積もりは認めませんが、
あまりにも安い金額での家づくりもできません。
徹底的に建築業者の見積もりを精査し議論を持ちかけ
最後は経費利益までも薄く要求する、一般的な設計事務所のやり方、
競争見積もりには違和感を覚えます。
参考になさってください。
家づくりは知らないことが一杯あります。
ただ知らないというだけで高い家を買わされたり、不利益を受けたり
後悔したりしないために情報を発信しています。
脱・賃貸住宅。
脱・賃貸住宅とはアパートを出て一戸建てを持ちたい
という希望を持っている人のために、私が企画した住宅です。
具体的には30歳前後のご夫婦で子供さんが1人~2人。
世帯年収が250万円~300万円位の人にために考えた家です。
年収から住宅ローンを借りられる金額は約1600万円ぐらいが上限だと思います。
そのため、1600万以下で土地と建物を手にいられるようにしています。
その中でも土地の値段というのは重要です。
建物と違い土地は作り出すものではなく、現在、宅地として有る中から探すということになります。
土地が高ければ建物に使える費用が少なくなるので土地探しが重要なカギになります。
都市部が高い、田舎が安いというのが当たり前ですので、田舎の中でも、生活環境がある程度整い便利な場所が良いでしょう。
私が住んでいる、塩田町久間周辺なら200万~300万でも住宅用地が手に入れられます。
次は住宅ですが、新築の場合は、仕様も価格も多種多様です。
ただここでは上限が1600万円ですので、土地に300万円使えば残り1300万円で家とその他経費の予算配分になります。
その他経費を100万円とすると、家本体が1200万円。
1200万円で家本体を作ればアパートから出てマイホームに住むことができます。
親子4人で暮らすのであれば4LDKは必要になりますが、4LDKを作るとなると27坪前後の床面積が必要になります。
1200÷27=44万
ということで坪単価44万の家をつくらなければいけません。
ここでは、土地の価格を、300万で資金計画しましたが、土地が倍の600万円なら家本体は900万円になり坪単価33万の家をつくらなければ、予算オーバーということになります。
坪単価33万円というのは、なかなか普通の建築業者では作れる金額ではありませんが業界常識の費用を省けば可能になります。
例えばハウスメーカーや建築会社が27坪2000万円の家を建てる時は以下のような経費、費用がかかっています。
1・設計費10万円をゼロ円
2・広告宣伝費40万円をゼロ円
3・下請の中間マージン420万円をゼロ円
4・研究開発費100万円をゼロ円
5・モデルハウス60万円をゼロ円
6・営業経費100万円をゼロ円
この合計730万円をゼロにします。
7・会社運営費その他140万円 これは私の会社も必要です(笑)
そうすると、1270万円で出来るということですね。
まだ、予算オーバーしていますが、後は効率のいいプランをつくり、材料を安く仕入れればOKということなります。
「脱・賃貸住宅」はシンプルでムダな経費を省き、あなたの家づくりを応援します。
結論:家賃の半額の住宅ローンで家づくりを考えたら安い土地を探し、ムダな経費が掛からないシンプルな手法で家づくりをする。
家造りで一番、重要なのは何でしょうか?
「デザイン」「機能」「価格」?
そういえば家ではありませんが、同じ建築物であるとある 「競技場」が、高すぎるという理由で白紙になったニュースは まだ記憶に新しいはずです。
結局「デザイン」「機能」「価格」、この3つは切っても切れない関係にあり、 極端なアンバランスはトラブルのもとになる可能性が高いのではないでしょうか。
確かにステキなデザインの家には憧れますが、 長い年月の間にメンテナンス費用が多くかかってしまったり、 至れり尽くせりの機能がついていても予算オーバーをするほどの 価格だったらGOサインは出せませんよね。
あくまでも「デザイン」「機能」「価格」は、3つでセットであり、 これらのバランスを取ることが何よりも大切なことなのです。
そのためには自分たちだけで考えるのではなく、私たちプロの力を 上手にどんどん利用してもらいたいと思います。
今はインターネットを使えば様々な情報が手に入る時代です。
しかし、住まいはどんなにデジタル化が進んでもアナログなものですし、 何より非常に地域性が強いものなのです。
北海道の家造りが沖縄の家 造りとは異なるように、家造りには各地域ごとに、様々な「経験値」 が存在していると言ってもいいでしょう。
そんな経験値を持っているのが、私たち地元のプロです。
「まだ建てるか分からないけど・・・」などとご心配されずに、 ぜひ気楽に、そして積極的に住宅相談などを活用して欲しいと思います。
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