材料費や施工費、建築業者の利益は適正に

安くてもいい家をつくりましょう。

 

ムダ費用を省いて材料費や施工費にお金を掛けましょう。

 

そして建築業者も適切な利益で家づくりをしてもらいましょう。

 

 

私が考えている安くていい家はこのような考えです。

 

材料費や施工費、建築業者の利益は適正に適切にという事です。

 

 

なかなか難しいことではあるんですが、覚悟を持って取り組めば

 

実現するんですね。

 

フェイスブックにも書きましたが三方よし、五方良しの考え方で

 

誰もが良くなる家づくりでないと長続きしません。

 

 

 

 

ただ、

 

品質を下げずに価格、建築費を下げるには、今までのような

 

設計施工一括請負のやり方では絶対無理だとわかっていました。

 

 

今までの家の建て方とは大きなハウスメーカー、建築会社や工務店が

 

設計から材料仕入れ、施工まで全てのことを自社だけでやることです。

 

これを一括で請け負うので一括請負と言います。

 

 

ではなぜ一括請負の家づくりでは安くならないのか?

 

それは建て主さんのために家を安く建てるという考え方が無いからです。

 

家づくりがビジネスで利益の最大化をどの建築会社、業者も目標にしていますからね。

 

 

 

一括請負の会社は自社で設計も施工も材料仕入れもやるので人、社員が大勢います。

 

 

人が大勢いるとその分の人件費もかかりますし、その人たちが失業しないように

 

仕事もたくさん取らなければなりません。

 

 

そうするとたくさんの広告宣伝費もモデルハウスも必要です。

 

このように安くしたくても建て主さんにとってはムダな経費が

 

たくさん掛かっているのです。

 

 

 

また、自社だけで家づくりをやるので責任も自社が全て取らないと

 

いけません。

 

そこで必要になるのが万が一何か自社にとって損失があった時にも

 

対応できるような保険的な経費です。

 

 

施工ミスや見積もりミス、想定外の追加工事、理不尽な一方的な施主からの

 

クレーム(笑)

 

このような事態になっても自社は損をしないようにそれなりに備えます。

 

建築費にその費用を上乗せする形で!

 

 

 

その費用は見積書には記載されていませんが、しっかり入っているのです。

 

それはそれで当然です。

 

建築会社はビジネスですからできるだけ損失を防ぎたいのです。

 

 

 

その万が一の時のための保険のような費用が入っていなかったら

 

怖くて家づくりを請け負うことはできませんからね。

 

 

 

これは一括請負でやる以上仕方ないことです。

 

 

 

 

 

そこで私は品質は下げずに価格、建築費を下げられるのか考えました。

 

そして考えた末に出した答えが、設計、施工、材料仕入れを別々の会社で

 

やることです。

 

 

 

それぞれの仕事を別々にやれば、人もそれほど多く必要としません。

 

人が少ないという事は人件費もそれに関係する経費もそれほどかかりません。

 

 

そして一番大きいのが家づくりの万が一の時の保険のような費用も少なくて済む。

 

という事です。

 

 

一般的な一括請負の建て方だと万が一のための保険のような費用も含めて経費利益が

 

建築費全体の35%~50%かかります。

 

2000万円の家だと800万円前後がその経費利益になるわけです。

 

これが今の家が高い原因です。

 

 

 

だからこの800万円の経費利益を半額の400万円でしたり、ある方法を採用すれば

 

もっと安くできるのです。

 

 

 

ある方法とは、施主、建築業者、職人、設計者が納得の上、

 

設計施工材料仕入れを分離しムダな予備費用全部を見積もりに入れない家づくりですね。

 

 

 

 

しかし、単に設計施工材料仕入れを分離しただけではそれほど安くなりません。

 

 

本当に価値ある家を安く建てるにはその家づくりをまとめるプロデューサー的役割の

 

人の建築経験と人脈そして大事なのが良い家を安く建てるという強い意志や想いが

 

ないとダメなんですね。

 

 

「安くてもいい家づくりを実現させる」「どんな方法を使っても実現する」

 

 

という考え方が必要です。

 

 

これが一番大事です。

 

 

 

多くの家づくりのプロはここが足らないと思います。

 

良い家を提供したい。

 

でも今までの常識や考え方を変えてまではやりたくない。

 

 

そんな建築会社やそんな人が普通なんですね。

 

 

でも勇気や覚悟をもってやればできるんですが、今までの業界の常識や慣習に囚われて

 

やらないのです。

 

 

建築業者は利益をちゃんと取らないといけない。

 

建築業者にとって2000万円の家で800万円は適正で必要です。

 

 

これは誰がそう決めたのでしょうか?

 

まずは常識を疑ってみることです。

 

常識を疑い変えることで新しい家づくりが見えてきます。

 

今の建築業界の常識や慣習は100年前の非常識、悪習といえる

 

のですからね。

 

今は本当にいい常識なのか良い慣習なのかを考える時期でしょう。

 

 

 

なかなか新しいことをするには最初は相当の馬力が必要でしたが、

 

正しく軌道に乗ってきた現在ではこの建築サポートの家づくりこそカンタン、シンプルで

 

建て主さんも私たち業者も現場の職人さんもメリットの多い家づくりの方法ですね。

 

 

 

自分の生活に無理のない程度の住宅ローンで家づくりをしてください。

 

家はムリして建てるものでもないし買うものでもありません。

 

建てたいときに買いたいときに無理しないで建てるもの買うものです。

 

 

 

家づくりは施主、建築業者、職人、建材店、設計者、誰もが良しとすることが

 

大事ですね。

 


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今までの建築会社がやれなかった高品質、高性能の住宅を普通の価格で提供する。試行錯誤の連続ですが、それも楽しむ。
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価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。