注文住宅の間取りは慎重に

昨年の夏、日本間取り協会が

「新築当時に戻れるとしたら間取りをやり直しますか?」という調査を行いました。

対象者は、注文住宅の建て主64人です。

その結果、「やり直す」は95.3%。

やり直すと回答した人の住宅の築年数は

 

10年以内・・・・30.5%

 

11~20年・・・30.5%

 

21~30年・・・20.3%

 

31年以上・・・・18.6%

 

と、驚くほど偏りがありません。

 

 

そんな彼らが「やり直したい」と思ったことの

 

第一位は何でしょう?

 

 

 

■第一位

 

 

やり直したい場所の第一位は『駐車場』です。

 

その割合は73.4%。

 

 

ほかの調査や施主の体験談を見ても、

 

『駐車場』に不満や後悔の気持ちを抱いている人は多いようです。

 

 

 

■不満の一例

 

 

・家の広さを優先したので、駐車場が狭くなった

 

・縦列駐車にしたので、車の出し入れが面倒

 

・予算が足りず、カーポートを設置できなかった

 

・玄関まで遠いので、荷物が多い時や雨の日は大変

 

・使い勝手より見た目を優先した

 

・傾斜対策をしなかった

 

・予算対策で砂利にしたら、車の出し入れの度に道路に砂利が落ちる

 

・駐車場を広めにしたところ、車が無い時に視線が気になる

 

 

 

■対策

 

 

駐車場は、広すぎても狭すぎても不便です。

 

並列駐車するなら、風でドアが全開になっても

 

隣りの車にキズを付けずにすむ位のスペースがあれば十分です。

 

 

雨や日差しに悩まされたくないなら、

 

カーポートの予算取りは必須ですね。

 

強風や積雪が気になる地域なら、

 

それらに耐えうるだけの強度があるものを選びましょう。

 

 

また、道路との段差や駐車場の傾斜があれば、

 

その対策も欠かせません。

 

 

家本体の予算取りを考える段階で

 

外構工事の費用を確保するのが理想的ですが、

 

思うようにいかないこともあるでしょう。

 

 

もし駐車場のための予算取りが難しいなら、

 

優先度の高い工事だけ行い、

 

住みながら完成させていく方法も検討したいものです。

 

 

 

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

ご意見ご感想はこちらまで。
ken-support@jyuutaku-sienn.net