昔は普通の壁だった土壁が今は特別な壁になっている

『調湿性、蓄熱性、遮音性、防火性に優れた自然素材の壁』って

 

何だと思いますか?

 

答えは、『土壁』です。

 

健康的でエコな家が求められている今、土壁の良さが見直されて

 

います。

 

 

土壁は、夏の暑さを壁に取り込むことで室温を下げます。

 

吸湿性があるので、蒸し暑い夏でも木陰で涼むような感覚を味わう

 

ことができます。

 

 

 

やがて冬になると、暖かな日差しを蓄え、夜に室温が下がれば緩やか

 

に熱を放出してくれます。

 

 

ただ、断熱性や気密性は工業製品より劣るので、外断熱は工業製品で行い、

 

内壁として土壁を利用することで、断熱性を高めるなどの工夫をする必要

 

があります。

 

 

 

土壁が持つ癒しの効果や、シックハウス知らずの安全性は、工業製品には

 

マネができません。

 

土壁は、室内に漂う有害物質を吸着するので、健康にも貢献します。

 

 

 

そんな点に魅力を感じた施主の中には、ワラや土にこだわることで、より

 

良い土壁を追求する人もいるとか。

 

また、直線的な壁ではなく、あえて曲線的な壁にし、独創的な空間を楽しむ

 

人もいるそうです。

 

 

ところで、早く新居に住みたい人や、ギリギリまで出費を抑えたい人は工期

 

を短くし、人件費を抑えることを望みます。

 

 

 

しかし、土壁は技術力のある職人でないとできません。

 

それに、乾燥などの工程が入るので、十分な工期が必要です。

 

ですから、工業製品での家づくりと比べると、どうしても費用がかさんで

 

しまいます。

 

 

そんなデメリットがあるにも関わらず、こだわりとたくさんの予算を持つ

 

施主に選ばれている土壁。

 

といっても、体感しなければその良さはなかなかわからないものです。

 

 

 

もし近所に土壁の魅力を紹介している工務店があるなら、見学させてもらうと

 

いいですよ。

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

ご意見ご感想はこちらまで。
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