建築会社の利益の話ってなかなか表に出てきませんがね~

依頼先選びでどのような家が出来るのか決まります。 
 
知らないからしょうがないのかも知りません。
 
私も家づくりの仕事をしていなかったら、広告宣伝が凄いハウスメーカーや毎月チラシが入ってくる有名な地域の工務店が安心とか技術が高いとか思っていたはずです。
 
 
だから、大手ハウスメーカーや有名な工務店で建てたいという気持ちは良く分かるります。
 
でね、どうしたら自分が満足できてきちんとした家を建てることができるかというと、それはね、ハウスメーカーや地元工務店の良いこと悪いこと、何でも知ることなんです。
 
ただ知らないと言うだけで、金銭的、健康的、精神的な被害を受けるんです。
 
では、なにを知っておくべきか?
 それは、まず、何といっても広告宣伝をいつもやっている会社は他社で同じものを建てても必ず高い。
 
 
広告宣伝費、モデルハウス等の維持管理費、パンフレット等の販促費、営業マンの人件費などは、建物には関係しませんよね。
 さらに、粗利益率の設定が高い。
粗利益額が多い。
 
要するに儲けの部分が多いんです。
 
 
それらすべてが、あなたが契約する建築費に上乗せされるんです。
 建物本体とは関係のない費用をたくさん払わされるんです。
 
つぎに、建築材料はほとんど新建材を使っているので、健康に影響を及ぼす。
 
身体的にも精神的にもです。
これは今は大分良くなってきたかもですが、実際はよくわかりません。
新建材が身体に悪いのか?
 
悪くないかはよくわからないということです。
シックハウスなど人によるかもわかりません。
それはさておき・・・
 
大手ハウスメーカーの建物は、建材メーカーの商品を組み立てたものでしかない。
 
自然の材料はあまり使わない。
これは大手ハウスメーカーや小さな工務店も家づくりの考え方によるかもですね。
 
いや、クレームを恐れて使えないんです。
 
 
だから、健康に良い生活は期待できません。
 そして、設計の自由度がないので、個性のない家になる。
 
 
完成した家は、あなたの家ではなく、○○ハウスの家なんです。
 ところで、ハウスメーカーの利点に、社会的信用とブランド力があります。
 
 
しかし、社会的信用があっても、つぶれないとは限りません。
 
また、担当者の人間性は、無責任な人がほとんどです。
すいません。
言い過ぎかもしれませんが、そんな印象です。
 
給料分しか責任を取りません。
都合が悪くなると転勤します。
  
辞めても、面倒を見てくれる営業マンの話は聞いたことがありません。
 ハウスメーカーの問題点は、まだまだありますがこの辺にしときます。
 
最低限これらは知っておいてくださいね。
なお、私は元建築大工なんで、大手ハウスメーカーをお勧めしませんが、最終判断をするのはあなたです。
 
 
賢明な決断をし、生活を楽しめる家を建ててくださいね。
 それより、じゃあ、どこが良いの?
ということになりますよね。
 
それは、地元の小さな工務店です。
それも、チラシや新聞で広告宣伝をしていないところがいいですね。
 
 
なぜならチラシでの広告宣伝しているとこは、結局、家以外にお金をたくさん使っています。
 もちろんそのお金はその会社で建てる人が払っています。
ただ、それが全てではありません。
 
 
業者側の都合は関係なくお施主さんが高い家を買っても建てても金銭的・精神的・物質的にあなたが満足すればそれはそれでいいことです。
  
 
大体ですがハウスメーカーで建築費の40~45%地域の工務店で建築費の20~25%と言われています。
この粗利益こそ建築会社でバラバラです。
 大手ハウスメーカーの粗利益は800万円から1000万円。
小さな工務店で400万円から500万円。
 
 
同じような家を買っても建てても依頼先によって建物価格は大きく違うのです。

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家づくりにかかわる誰もが楽しく家づくりができるようにしたい。
施主と建築業者は同じ家づくりのゴールを目指すパートナーです。
価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。