大手ハウスメーカーの利益にたくさん払うより現場の大工に払った方がいい?

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今は大工の手が足らない!

そんな時代になってきました。

30年前は大工や職人もたくさんいましたが今はその当時の大工さんは高齢化。

 

若い大工がいない。

育たない。

この先の家づくりはどうなるのでしょうか?

 

その一つの原因は日当が安い!

給料せいではないし、厚生年金などの保険もない。

 

建設業界では職人の人件費はそれほど高くありません。

たとえば戸建住宅の現場の主役の大工さん。

大工が良ければその家は良い家になるとも言われますし大工の上手下手が家の良し悪しにつながるのは言うまでもありません。

 

ただ、その大工さんにたくさんのお金を日当として払えばいい家になるかというとそれは間違いです。

大手ハウスメーカーや建築業者が資金管理をしているので、直接大工の賃金にならない。

 

もちろん不当に安い賃金ではキチンとした施工ができないということは誰でもわかっていると思います。

 

だから大工さんにはきちんと施工できる賃金を払わなくてはいけません。

ただ、きちんと施工できる賃金とたくさん払うとは意味合いが違います。

住宅会社のサイトや原価公開をしている会社のサイトを見ると、時々大工に他の会社より賃金を多く、高く払っているのできちんと仕事をしている。

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というようなことが書かれていますが、これは嘘です(笑)

たくさんお金をもらおうが安くもらおうが、本物の大工はお金によって仕事に差をつけません。

少なくともそう信じたい。

 

お金が高いので特別に念入りに丁寧にしよう。

お金が少ないのでここは手抜きしよう。

ということではないということですね。

 

丁寧にするのも手抜きするのも大工次第ということです。

多くのお金をもらって今度の現場は「儲かった」といって手抜きする大工。

少ないお金でも赤字でもきちんと作業する大工。

どちらも実在するということです。

なので、お金をたくさん払っているからいい家になる、いい仕事をするとかお金が少ないから手抜きな仕事になるとかではありません。

 

お金が少なくきちんとした仕事ができなく責任を持てないというなら最初からそんな仕事は受けません。

それが本物の大工です。

「自分の腕だけで飯食っている」ということです。

 

それは住宅会社にも言えることですね。

こんなにたくさんのお金を住宅会社、ハウスメーカーに払った家づくりだからきっといい家になるね。

 

これは間違いで幻想です。

何事も作り手の考え方、ポリシー、コダワリ次第です。

 

 

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