現場に落ちるお金を多くして経費や利益を少なくすると自然素材の家もお手頃な価格になる

無垢の床板や塗り壁を使用し、断熱サッシ、発泡吹付断熱材

高断熱省エネ高耐震仕様。

 

このようにグレードの高い家を普通の工務店や建築会社で建てる場合

大体坪当たり60万円から65万円というところではないかと思われます。

これを坪50万円から55万円にするのはどうしたらいいかということを考えます。

答えは簡単なんですが、建築費の中の施工費や材料代の原価率を高め

建物以外の経費や利益を可能な限り抑えるということです。

 

普通の工務店は現場に投下される費用の原価率が70%で経費利益が30%。

大きな建築会社やハウスメーカーは原価率が60%で経費利益が40%。

 

この現場に投下される原価率を80%経費や利益を20%にすれば

グレードが高い家でも坪50万円から55万円というのは可能です。

もちろん、施工費はきちんと施工できる範囲で払います。

そして材料費は可能な限り安く仕入れることが重要です。

 

グレードの高い良い家をつくることは普通の工務店や建築会社でも可能ですが

グレードの高い良い家を安くつくることはできません。

 

会社組織の工務店や建築会社が安くつくることができないのは会社という組織の

存在価値を考えればわかることです。

会社というものは、株主の利益を出すことと会社が存続できるように会社の利益を出すことが

最重要課題であり目標であり一番の目的です。

 

経費がたくさんかかり利益を出すことを目的にしている会社は仕組み上、安くできない。

そういうことです。

高コスト体質の会社で家づくりをする場合は安くできないということを前提に

家づくりをすることですね。

 

ただ、価格が高くても安くても施主自身が満足、納得するなら

特に問題ないと思っています。

最終的には施主の問題ですから施主が決めることです。

 それぞれの会社はそれぞれの理念や考えの元家づくりをしているだけですから、

価格が高くてもそれはそれでいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

ご意見ご感想はこちらまで。
ken-support@jyuutaku-sienn.net