大きな額の建築費を下げたいときは分離発注を採用したら?最後の手段だ!
家を建てる時の予算は?予算を抑えるには「分離発注」!?
最後の手段。
依頼先の工務店や建築会社を変えてもどうしても予算内に納まらない。
そんな時はもう分離発注しかない。
「夢のマイホームが欲しい!」
「子どもができたのをきっかけにアパートから引っ越したい」
「できるだけ予算は抑えたいけど、デザインは妥協したくない」
マイホームを持つということは多くの人にとっての夢だと思います。
しかし、実際のところ、「マイホームは人生最大の買い物」と言われるように、かなりの資金が必要になってくると思います。
できるだけ予算は抑えたいですよね。
そこで当社がオススメしたいのが、「分離発注」という方法です。
あまり聞き慣れない言葉だと思います。
そこで今回は、家を建てる時の予算とその予算を抑える「分離発注」という方法についてお話します。
【大体の平均予算ってどれくらい?】
ではまず、マイホームを建てるときの平均予算のお話をします。
住宅金融支援機構の調査報告書によると、2018年1月時点での佐賀県の土地費用込み相場は3484万円です。
この報告書によると、佐賀県に新築で注文住宅を建てる人は、延床面積を115.6㎡ほど確保して、デザインにこだわった注文住宅を建てようとする傾向があるということが予測できます。
それにしても、少し予算が高めだという印象を受けます。
土地の面積もそれなりに確保して、デザインもこだわりたいというのが理想ですよね。
その理想を実現するために、「分離発注」を提案したいのです。
【分離発注って?】
分離発注とは、元請けの工務店に全ての工事を一括で任せるのではなくて、電気関係はこの会社、水道関係はこの会社というように、建て主が直接それぞれの業者に依頼する発注方法です。
一般的に多くの建て主が行う一括発注方式とは逆の言葉です。
【分離発注のメリット】
では分離発注のメリットを見ていきましょう。
○コスト削減
予算を削減するにあたって、削るべきなのは土地代でもなく建築物代でもなく、「無駄な費用」です。
当たり前ですよね。
しかし、一括発注方式ではこの無駄な費用がかかっている場合があるのです。
例えば、大手のハウスメーカーに一括発注方式で住宅建築を依頼したとします。
すると、大手ハウスメーカーゆえに、莫大な宣伝費や広告費が必要になります。
その宣伝費や広告費を補うためには、お客様の建築費から集めるという手段を取らざるを得ません。
これは、建て主の建築費には必要ない費用ですよね。
このような無駄な費用を削減できるのが分離発注方式です。
分離発注にすると、住宅設備や材料の発注を地方の専門の工務店に依頼できるので、大手ハウスメーカーに依頼するときにかかる宣伝費や広告費を補う必要がありません。
これがコスト削減の実態です。
○部分ごとにそのプロに施工を依頼できる
もうひとつのメリットとして、「専門の工務店に依頼できる」ということが挙げられます。
いくら大手ハウスメーカーといえど、苦手とする分野はあります。
例えば、設計に関しては定評のある大手ハウスメーカーだが、水道工事に関して言えばそこまでのクオリティーは望めないのに、水道工事まで依頼する気にはなれませんよね。
分離発注方式なら、設計を専門とした設計事務所に設計を依頼し、水道工事はそれに長けた水道会社に依頼するなど、それぞれの専門会社に依頼できます。
こうすることで、コストを抑えられるだけでなく、工事の完成度の向上という面でもメリットがあると言えます。
【分離発注のデメリット】
「分離発注にデメリットはないの?」
そう思われる方も多いと思います。
もちろん、メリットがあればデメリットもあります。
●自分に合った施工会社を見つける手間がかかる
設計、建設、住宅設備の工事など、工事には様々な種類があるので、それぞれの専門会社を探すとなると、かなりの労力が必要になるでしょう。
もし一括発注方式を採用すると、その負担を軽減できると言えます。
●責任体制が不明瞭になることがある
一括発注方式なら、相談から施工完了に至るまで全ての責任を負うので、責任範囲が明確だと言えます。
しかし、分離発注にすると、どの段階まで設計が責任を負うのか、施工会社が負うのかなど、不明確になる可能性が高いです。
今回は、家を建てる時の予算とその予算を抑える分離発注のメリット・デメリットについてお話しました。
分離発注方式にはコスト削減や品質向上というメリットがある分、専門会社を探す手間がかかるというデメリットがあるということを理解していただけたと思います。
分離発注の家づくりは一般の人が自分だけでやると失敗します。
手間だけがかかりちっとも安くならない!
しかし、建築サポートでは分離発注の家づくりのサポートもバッチリやりますのでお任せいただけます。
分離発注も家づくりの一つの方法ですが、建築費を下げたい方にはピッタリの家づくりの方法です。
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