コストダウンはどこまでもやらないといけないのか?

家づくりは何千万というお金がかかります。

数万円、数十万、数百万円ではなく何千万円です。

今までの人生の中で一番高い買い物であることは

言うまでもありません。

私自身も施主として家を建てた経験があるのでそれは

良くわかります。

 

ImageStoreCAH4IP16施主の立場で工務店や建築会社にお金を払う立場になれば誰でもそうだと思います。 1円でも安く建てたい。こう思わない人は、余程の金持ちか、金銭感覚がが全くないバカです。普通の人はできるなら1円でも安く建てたい家づくりですが、そこで働く職人の立場に立てばどうでしょうか?逆に1円でも多く頂きたいというのが本音というところでしょう。 私も大工職人として長い間働いていたので、今の職人の気持ちもよくわかります。施主と職人たちの間に入る私は一体どうすればいいのでしょう。

いろいろ考えましたが、答えは一つしかありません。

その答えは・・・

 

施主さんが払った金額以上の満足できる家をつくったらいいのではないでしょうか?

いやこれしかないと思います。

支払ったお金以上の価値の家ができた!

こうなれば、施主さんは満足なのです。

 

いくら安い価格で家をつくっても、施主さんが「何この家。こんな家頼んでないわ」

となったらとてつもなく高く払ったように思うものです。

お金を払って家を建てるということは、価値と価値の交換なんです。

施主さんが払ったお金という価値が工務店の作った家の価値より

高いか低いかということです。

もちろん、施主さんが払った価値より私たちがつくる家の価値の方が高ければなりません。

今、一部の施主さんや工務店の間では、いくらコストダウンするのか?

どのくらい安く家が建つのかというのが話題になったりしますが、それも限界がありますし

施主さんと職人や工務店にとってお金という価値交換の通貨に焦点が合ってしまうと

本当に価値がある家づくりができなくなってしまいますし、見えなくなります。

 

施主さんも職人も工務店もただ、ただ安くつくろうとしてしまいます。

一生で1回切の何千万円も出してする家づくり、ただ安ければいいと言い切れますか?

家族が健康に快適に暮らすための家をつくるのにトコトン、コストカットして建てますか?

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

ご意見ご感想はこちらまで。
ken-support@jyuutaku-sienn.net