無垢材と集成材の違い

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【写真:無垢の床板】

最近は「無垢」(むく)という言葉を良く耳にされたことがあると思います。

身近な生活の中では、けがれがなく清らかな子どものことを

「純真無垢な子ども」などといったように使いますね。

結婚式で着る花嫁衣裳も白無垢と言いますね。

あ~懐かしい。初々しい純真な妻が・・・(笑)

そして建築業界においては、天然の木材のことを「無垢材」といいます。

また「集成材」は、この無垢材から節や割れなどの欠点部分を

取り除き、木の繊維方向を平行にして接着剤ではり合わせた

木材のことをいいます。

無垢材は、天然の木材ですから十分な呼吸をしますので

調湿機能に優れています。

そのため、湿度が高いところでは水分を吸収し、乾燥したところ

では水分を放出します。

しかし、その結果「膨張したり」「反ったり」「歪んだり」

することもあります。



集成材は、節や割れを取り除き接着剤ではってあるため

「反ったり」「歪んだり」しにくく品質が安定しているのが特長です。

「無垢材」と「集成材」には、それぞれの特長があります。

ですから、どちらの木材が家造りに適しているかというよりも、

それぞれの建築業者がいかにその材の「特長を熟知」し、自社の

家造りのこだわりで「どのように使用するか」が最も大切だといえます。

例えば、床板はいつも足が触れています。

このような場所は無垢材の方が気持ちいいのです。

無垢材自体に蓄熱性能も持っていますので、冬は特に暖かいと思います。

逆に広い棚板などに無垢材を使うと大きく反ったりして

使い勝手が悪くなります。

「どこに何を使用するのか」これが大事ですね。


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

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