土地が先か?建物が先か?

土地を購入してから家づくりについて考える、は間違い。

 

 

 私は、土地も持っていないし、

 

 全額自己資金で土地を買えるわけでもなく、

 

 マイホームを手に入れるためには、

 

 土地が決まる(購入する)→家づくりをする業者を探す

 

 そういうものだと思っていませんか。

 

 

私も以前はそう思っていました。

 

 

細かな資金計画を…と言われても、

 

 土地と建物の両方に頭金が必要で、

 

 それぞれローンを組むと…

 

 うーん?土地を買った後、また建物の方でローン組めるの?

 

 なんて考えていると…

 

 「何が何だかわからない…」

 

 「建物の方にどれくらいお金がかかるのかハッキリしない…」

 

 「それならマンションの方がスッキリわかりやすいじゃないか!」

 

 「もうマンションにしよう!!!」

 

 

 なんて、考えてしまいませんか?

 

 

■資金計画とローンの考え方

 

 

 ではどのように資金計画をすればよいのでしょうか?    

 

例えば…

 

  • 予算→土地:800万円 建物:2,200万円 計:3,000万円

  

 と、決めたとします。

 

 次に頭金をどれくらい準備できるのかを考えてください。

 

  • 資金計画→自己資金:500万円 ローン:2,500万円

        

 上のような計画を立てて、希望する土地が見つかったとしましょう。

 

 例えば、800万円の土地を買うのに、

 

 自己資金500万円全額使うわけにはいかないので、

 

 土地代800万円購入の頭金は300万円として、

 

 500万円はローンを利用します。

 

 

 そして、ローンを借りるためには審査を申し込むのですが、

 

 土地の分だけではなく、

 

 必要になるローン全額(土地+建物)の

 

 2,500万円での審査をしてもらうんです。

 

 

 土地だけ買えて、その後建物に必要なローンが借りられない…

 

 なんていうことになっては困るでしょうし、

 

 土地購入後には、ローンの支払いが始まるのですから、

 

 普通はすぐに建物も建てることになるのです。

 

 

 そして、審査が通った場合、

 

 まずは土地の500万円を先に出してもらうことになります。

 

 …が、ここで問題が…

 

 ローン実行のために銀行に提出する必要書類として、

 

 「建築確認通知書」や「請負契約書」などが必要になるのです!

 

 

 ※「建築確認通知書」とは、

 

  市役所などの建築基準法に基く図面の審査を受けて

  

  合格したという通知書。

  

  建築業者や設計事務所に依頼する必要があります。

 

 

 というわけで、

 

 土地代をローンで支払う=建築業者と家づくりプランが決定している

 

 ということになるのです。

 

 

 

 

最近は土地がない状態でもプランを作るように

 

しています。

 

そうしないと、土地が見つかり買いたいと思ってからでは

 

時間がかかりすぎて、他の人に希望の土地を先に、

 

買われてしまうし、何より、土地を買った残りで

 

建物をつくることになるからです。

 

 

土地を買うのは建物を建てるために買うのですから

 

建物の方が重要です。

 

建物の予算や、プランを考えた上、残った資金で

 

買える土地を買ったほうが、より良い家づくりに

 

なるんではにでしょうか。

 

 

 


«   |   »

予算不足の方はコチラ▼▼

予算内の理想の家づくり

理想の家や理想の家づくりを求めて早いもので45年が経ちました。
いい家を安く建てることやお施主様が希望される家をお施主様の安心な予算内で適正に安く家を建てる。
今までの建築会社がやれなかった高品質、高性能の住宅を普通の価格で提供する。試行錯誤の連続ですが、それも楽しむ。
家づくりにかかわる誰もが楽しく家づくりができるようにしたい。
施主と建築業者は同じ家づくりのゴールを目指すパートナーです。
価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。