住宅性能、断熱性能は会社規模に比例しない
建築業界だけではなく他の業界でも同じことが言えると思いますが大事なことや企業にとって都合の悪いことはなかなか表に出てきません。
何らかの問題が実害になってから初めて公表されます。
住宅会社もわざわざ自社から不利な事実は公表しません。
たとえば、断熱性能などは、大手住宅メーカーほど低い。
あるところが調査したら外気温と室内の温度がほとんど同じ住宅という大手メーカーもありました。
断熱が全く生かされていないということです。
しかしこういう事実は殆ど一般消費者はわかりません。
このような欠陥を分からなくしてしまうほど広告宣伝に力を入れている訳です。
いわゆるイメージ広告が上手いのです。
また、化学建材の家と自然素材の家の価格差もそれほどではないのです。
なにより使う素材によって健康が左右されるのなら、なぜそうなのかと情報を開示する必要があります。
国や関係機関もそれに目をつぶっています。
大手ハウスメーカーからの法人税という収入源を絶つことは現状ではムリですからね。
ある意味そのような家の性能を公表しなければならないという法律も業界基準もありませんからね。
もちろん建築基準法では決まっていますが、あれは最低の最低の基準ですから・・
24時間換気システムの設置や性能表示など国の政策は全て化学建材を使った家に有利になるように作られています。
昔の木組みの構造や自然素材の家は何かと証明を求められて面倒な手続きをしないと建てられないようになっています。
化学建材を使うことで有害物質が発生し、シックハウスの問題が出たときも、有害物質を含んだ空気を家の外に出す、24時間換気の設置義務化や
微量に含んでいる建材は使用して良いではなく、その原因を作っている化学建材を使用禁止にすれば、良い事です。
化学物質を含まない自然素材だけで家を作ればいいのです。
しかし、全ての情報を開示し、自然素材だけで家を作ることになったら大手メーカーの化学建材の家が売れなくなるのです。
手間隙がかかる自然素材の家を作ることは住宅会社が多額の利益を出す上では都合が悪い家なのです。
国や住宅会社が情報開示をしないなら自分で調べる必要があります。
知識を得る事で知らない人より何十倍も得をするのですから。
国、住宅会社、マスコミ、住宅雑誌など全て、自分の都合で情報を流しています。
本当の情報を開示したら、国や住宅会社、建材メーカーが成り立たないというかもしれません。
それを成り立つようにするのが政治です。政治家です。
現実に諸外国では成り立っています。
本物の家を作っています。
ビニールクロスだけの家なんてありません。
しかし、これもあちこちに傷が入り本当の事実が見えてきています。
良いことも悪い事も全ての情報開示ができる家作りが望ましいと思っているのはあなたも私も同じです。
隠し事がない本当の家作りが良い家をつくる秘訣でもあるんです。
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