サッシ、外部建具の大きさや材質に迷っている方へ

サッシ、外部建具の大きさや材質に迷っている方へ。

 

 

窓やドアを考える時、次の3つの要素を考慮しなければいけません。

 

それは、温熱環境、音、熱。

 

 

 

まず、温熱環境。

 

窓又はドアは、各部屋あるいは外界との接点となる部分です。

 

日差しを部屋の中に取り込む事によって明るさを得たり熱を得ます。

 

また空気の入替えと言った役目も果たします。

 

 

また、2020年の省エネ住宅義務化も迫ってきています。

 

窓をどのような窓にするかで温熱環境も大きく違ってきます。

 

夏涼しく冬暖かい家にするには、高断熱の窓を使うことです。

 

 

 

 

次に、音。

 

外界からの音の進入に関してもアルミサッシなどの窓は建物の中で大きく

 

影響する部分です。

 

音は空気を振動させて伝わりますよね。

 

壁であればその壁厚、又は断熱材などの効果によってある程度の遮音性を

 

発揮しますが、窓はその性質上ガラスを使用しますからガラスの厚さに頼

 

るしかないわけです。

 

 

結果、建物の中で一番遮音性に劣る部分となってしまいます。

 

ですから遮音効果を上げるには逆に窓を重点的に検討するのが効果的とい

 

うわけです。

 

 

対策としては、気密性の良い窓を使用すること。

 

気密性を良くする事によって隙間を無くし空気の振動で伝わる音の進入口を

 

ふさぐ効果があります。

 

具体的には、ペアガラス、二重サッシを使用する事などがあります。

 

間に空気層をもうける事で、音を減衰させます。

 

効果は一般的に二重サッシのほうが有ると言われています。

 

 

音に対する処理は、その住環境を十分検討した上で行うの

 

がベターです。

 

 

たとえば昼夜が逆な生活パターンになる人、

 

又は道路沿いの家で常に自動車等の往来が激しい場合などは、

 

よく検討して対処すべきですね。

 

逆に住宅団地などの閑静な場所の場合はあまり気にしなくていいと思います。

 

 

 

そして、熱。

 

熱環境も結構影響する部分です。

 

窓は基本的にガラスですから、光を取り入れます。

 

部屋の中が明るい、太陽の熱エネルギーを部屋の中に取り入れる事も出来ます。

 

紫外線による殺菌効果なんて言うのも有りますね。

 

でも断熱性に関しては壁より劣るわけです。

 

 

最近のオール電化とか高断熱は一部を除いては

 

自然を期待しないで極端な話、

 

保育器の中で生活しようと言う考え方ですから。

 

そうなると法律上の最低の採光基準だけで十分になってしまいます。

 

窓の熱環境を考えたとき、

 

 

あなたの生活スタイルをよく検討することが重要だと思います。

 

光を十分取り入れた空間を希望するならば

 

開口部の大きなサッシにペアガラスなどを使用したりします。

 

ひたすら快適な温熱環境のみを求めるなら最低限の

 

開口だけで十分です。

 

 

窓が無い家は温熱環境はよくなります。

 

ただ、実用的ではありませんね。

 

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

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