注文住宅の価格は?高い方がいい。安い方がいい。値引きは?

 

◆家の値下げは可能か?

注文住宅はある意味、価格や坪単価は自由です。

ハウメーカーや工務店さんがある意味自由に建物の価格設定を行います。

 

高額な買い物である家ですが、良い品質のまま価格を抑えたいというのは誰しも思うことではないでしょうか。

普段買い物をするときは出来るだけ価格が安くなっているものや、値引き交渉を行う方も多くいます。

 

余計な出費を抑えることが賢い買い物方法でもあります。

しかし家を建てる場合も価格を抑え値引き交渉するのが賢いやり方なのでしょうか。

 

高額な買い物というと車や電気製品がありますが、多くの場合値引き交渉である程度の値下げをしてくれる場合があります。

 

失敗しない家づくり法(基本編)全6回・無料 (1lejend.com)

 

値下げがなくともオプションを付けてくれたりしてくれるところもあります。

だから家も値下げ交渉すれば値下げをしてくれるかもしれない、何かおまけしてくれるかもしれないと考えるかもしれませんが、家で値下げしてくれるところは気を付けたほうがよいかもしれません。

 

確かに大手ハウスメーカーの一部はある程度の値引き交渉やオプションを付けてくれることがあります。

それは最初から価格に大きな利益を含んでいるからできることなのです。

交渉により値引きできたとしても、それは最初から値引き代が含まれているからこその値引きなのです。

お客さんにとって特別に特になる値引きではありません。

 

では工務店はどうでしょうか。

値引き交渉すると値引きしてくれるところもありますが、それは何かを削ることでできる値引きです。

利益を多く取っている工務店は利益を削ることができますが、利益がギリギリで多くを取っていない工務店は多くの値引きはできません。

 

多くの人は家は高額で利益もきっと大きいだろうと値引きも簡単だろうと考えるかもしれませんが、お客さんの立場でしっかりした家づくりを行っている工務店は利益はギリギリで工事を行っています。

ですから簡単には値引きしてくれません。

 

むしろ値引きができるとなると、どこか品質を落としたり、工事にかかる職人の質を落としたりすることになります。

それがどういうことになるかというと、家の安全性が落ちたり耐久性が落ちたりすることにつながります。

数年住むだけの家であればそうした品質でもよいかもしれません。

 

ですがそんな人いません。

長く居心地の良い家に住みたいと誰もが思うことです。

極端に値引きしてくれるところは注意したほうが良いのではないでしょうか。

 

出来るだけ安くしたいと値引きを考えている方も多いかと思います。

出来るだけ安く建てることも大事です。

ムダな利益や経費を省くことはいいことです。

 

 

良心的な工務店としては利益まで過剰に値引かれるとやる気そのものが無くなり結果として気持ちのいい仕事はできません。

それがあなたの家にどう影響するかは分かるはずです。

そして、過剰な値引き要求が欠陥住宅になるという事もお忘れなく。

 

失敗しない家づくり法(基本編)全6回・無料 (1lejend.com)

 


«   |   »

予算不足の方はコチラ▼▼

予算内の理想の家づくり

理想の家や理想の家づくりを求めて早いもので45年が経ちました。
いい家を安く建てることやお施主様が希望される家をお施主様の安心な予算内で適正に安く家を建てる。
今までの建築会社がやれなかった高品質、高性能の住宅を普通の価格で提供する。試行錯誤の連続ですが、それも楽しむ。
家づくりにかかわる誰もが楽しく家づくりができるようにしたい。
施主と建築業者は同じ家づくりのゴールを目指すパートナーです。
価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。