五感から考える窓づくり

窓について、あなたはどんなことを意識していますか?

 

風の通り道としての役割や断熱性など、窓に求められるものはいろいろありますね。

 

 

今日は、そのほかにも注意しておきたいことをお話します。

 

それは、五感から考える窓づくり。

 

まずは、窓越しに見える景色を考えてみましょう。

 

 

窓が道路に面しているなら、通行人の視線を避けるだけでなく、騒音を防ぐ工夫が必要です。

 

風上にゴミステーションや工場といったニオイの元があるなら、その対策が必要です。

 

 

家が完成した後でも、窓越しの視線を遮る方法はいろいろあります。

 

ですが、窓の場所や大きさを変えることで外の景色を選べるなら、

 

見たくないものが見える場所には、最初から窓を設置しない方がいいと思いませんか。

 

 

それに、窓を開けた状態で音を遮るのは不可能です。

 

だからこそ、その土地の周囲の様子をあなた自身で良く調べておくことは大切です。

 

 

人の感性や感じ方は人それぞれですので人任せにしないで、ご自分でその土地に

 

実際に立って音や臭い、他の家の視線などをじっくり観察してください。

 

 

 

『音』は、その種類や大きさによって、あなたに癒しやストレスを与えます。

 

ストレスを感じたくないからと言って、ずっと窓を閉めて生活していたら、

 

それがストレスになるかもしれません。

 

 

「家の性能を保つために、できるだけ窓を開けないでください」

 

という業者もいますが、季節の変化を楽しむ生活をしたいなら、

 

好きな時に好きなだけ窓を開けたいものです。

 

 

家づくりを失敗しないためには、視覚や聴覚を意識した工夫も大切です。

 

気に入った場所に気に入った家をつくるんですから、五感を楽しませるための

 

工夫も取り入れて、さらに住み心地を良くしたいものですね。

 

 

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

ご意見ご感想はこちらまで。
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