イメージだけで依頼先業者を決め建築業者とのトラブルで多いのはコレ!
建築業者とのトラブルで多いのが「私は確かに伝えたのに、業者が『そんなことは聞いていません』と言う」というものです。
一番の解決法は、『言った言わない』をなくすために、きちんと記録を残すことです。
もしあなたが一番こだわっている部分を業者が聞き逃して、そのままプランを作成されたらどう思いますか?
不信感を抱くのはもちろん、その業者に依頼はしたくはないでしょう。
実際、契約前に『業者にお任せ』とか『なあなあ』で話し合いを進め、間取り・仕様・金額・工期などをはっきりさせないままにした結果、口論になったり、契約解消になる事例も多いものです。
大手ハウスメーカーなどの場合、よく『打ち合わせのたびに複写の用紙にメモをして、それをお互いが保管する』という方法を使います。
ただ、一部の内容についてメモを取ることを忘れる、ということもあるので、受け取ったらその場で目を通して、その場で間違いを指摘しないといけません。
特に忙しい業者の場合、一人で多くのお客さんを担当している事が多いもの。
そんなときは、「そんな人が、数日前の会話を完璧に覚えているわけがない。
だから、間違いなく進めるために、その場で自分が責任を持って確認しよう」
という位の気持ちを持つことが大切です。
ところで、良心的な業者が多い中で、まれに困った人がいます。
契約を得るために、お客さんに都合のいいことを言ったり、うまくごまかそうとする人です。
そもそも、そんな人とは契約してはいけないのですが、いろんな事情で断りきれず、不信感を抱きながら話を進める人もいます。
もし一度でも不信感を抱いたのなら、ぜひ録音してください。
それも、こっそりするのではなく「自分の復習用に」と、堂々と録音しましょう。
そうすれば、相手もいい加減なことは言えなくなります。ただ、「あなたの言動に不信感を感じているから録音します」とストレートに言うと、相手に不信感を抱かせますから、そこはうまく対応してください。
感情的になるのは、一番良くないことですからね。
極端なことを話しましたが、ほとんどの場合は複写で記録を残すくらいで十分です。
私の場合は複写で記録を残すことはしていません。
メールのやり取りで、言った言わないの問題が無いようにしています。
メールは気軽にやり取りができていつでも読み返すことができて便利ですよ。
これはおススメです。
業者との打ち合わせは、見ず知らずの両者が相手を理解することから始まります。
お互いに、完璧な記憶力を持っているわけでもなければ、相手の常識を、自分は非常識だと感じることもあります。
お互いを信頼して家づくりを進めるために、どんな方法で記録を残していくのか。
あなたが一番いい方法を探してみましょう。
最近、私が一番いいと思う方法はというと、あなたが納得する希望する家の設計図とお金の使い道の実行予算配分書をきちんと契約前に作ることです。
こうすれば建築業者とのトラブルはなくなります。
一度、考えてみてください。
契約前は都合のいいことしか言わない、契約後は知らん顔。
このようなこともあるのでできるだけ契約は先延ばしにしましょう。
そもそも設計や実行予算、どのような家をいくらで建てる、どの材料やどの工事にいくら使うということをはっきり決めないで契約する家づくりの方法は間違っています。
金銭的なトラブルは精神的にもストレスになり身体にもよくありません。
金銭的なトラブルは家づくりではよくあることですが、設計図やお金の使い方が正式に決められないまま契約したのが原因です。
お気をつけください。
契約を急ぐと必ず失敗します。
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