注文住宅で予算オーバーってあり!
コストダウンwww.kenchiku-support.jp
今日は予算オーバーした時の話です。
建築サポートの家づくりではありえないことです。
建築サポートの家づくりの進め方は予算オバーしません。
他社の家づくりは要望をお聞きしそれを図面にして、概算見積もりを出すのですが、大方、予算をオーバーします。
それはそうでしょう。
建て主さんに要望を全て出してもらい、建て主さんが希望する間取りや設備、仕様でそのまま見積もっているんですから、予算内に納まるのが稀なことです。
一緒に家づくりをされた人の声|注文住宅・見積なら 佐賀 建築サポート (plan-mitsumori.com)
予算を軽くオーバーしているのですから、このまま進めるわけには行きません。
で、何をするかと言うと、良く設計事務所の住まいづくりの中で聞くこともあると思いますがVE案を出すことになります。
VE案とは、性能を同等で、代用品を使うことでコストダウンを図り予算内に納める方法です。
予算オーバーした場合、仕様をグレードダウンしたり間取りを変更したり、規模を縮小したり・・・
ただ、その結果、安い材料を使った予算重視の安物住宅になったら本末転倒ということになります。
性能、品質を変えずにコストを下げる方法はないのだろうか?
と考えるのがVE案、減額案という訳なんです。
これは、施工側から、出されることもあるし、設計側からのこともあります。
例えば、日ごろ安い価格で仕入れている、メーカーに変えるとか標準的な施工納まりに統一したり。
大きく予算オーバーしている場合は間取りの変更、規模の縮小を考えなければいけませんが、できるだけ建て主さんの要望に優先順位をつけて、間取りがある程度決まってからの間取り変更は避けたいところです。
業者「この壁材をこちらに変更すれば約30万円は下がります」
建て主「いや~この壁材は絶対使いたい」
業者「では予算を上げましょう」
建て主「いや~予算はそのままがいい」
ふう~家づくりも大変だ!
■■■■【建築ワンポイントアドバイス】
このVE案は見積もりの金額をみて、金額の大きいところを代替え案を出すわけですが、見積金額そのものが適当な場合はどのような代替え案をだしたらいいのか判断がつきません。
また、建て主さんにもいろいろな仕様を決定してもらわなければならないのですが、これも金額が正確でない見積もりでは判断する根拠がわかりません。
このようにコスト調整をするにも、原価を公開し材料と人件費、会社経費を分けた、資金計画や見積もりが大事という訳です。
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