注文住宅で予算オーバー
今日は予算オーバーした時の話です。
要望をお聞きしそれを図面にして、概算見積もりを出す
のですが、大方、予算をオーバーします。
それはそうでしょう。
建て主さんに要望を全て出してもらい、建て主さんが希望する間取りや
設備、仕様でそのまま見積もっているんですから、予算内に納まるのが
稀なことです。
予算を軽くオーバーしているのですから、このまま進めるわけには
行きません。
で、何をするかと言うと、良く設計事務所の住まいづくりの中で
聞くこともあると思いますがVE案を出すことになります。
VE案とは、性能を同等で、代用品を使うことでコストダウンを図り
予算内に納める方法です。
予算オーバーした場合、仕様をグレードダウンしたり
間取りを変更したり、規模を縮小したり・・・
ただ、その結果、安い材料を使った予算重視の安物住宅
になったら本末転倒ということになります。
性能、品質を変えずにコストを下げる方法はないのだろうか?
と考えるのがVE案、減額案という訳なんです。
これは、施工側から、出されることもあるし、設計側からの
こともあります。
例えば、日ごろ安い価格で仕入れている、メーカーに変えるとか
標準的な施工納まりに統一したり。
大きく予算オーバーしている場合は間取りの変更、規模の縮小
を考えなければいけませんが、できるだけ建て主さんの要望
に優先順位をつけて、間取りがある程度決まってからの
間取り変更は避けたいところです。
業者「この壁材をこちらに変更すれば約30万円は下がります」
建て主「いや~この壁材は絶対使いたい」
業者「では予算を上げましょう」
建て主「いや~予算はそのままがいい」
ふう~家づくりも大変だ!
■■■■【建築ワンポイントアドバイス】
このVE案は見積もりの金額をみて、金額の大きいところを
代替え案を出すわけですが、見積金額そのものが適当な場合は
どのような代替え案をだしたらいいのか判断がつきません。
また、建て主さんにもいろいろな仕様を決定してもらわなければ
ならないのですが、これも金額が正確でない見積もりでは
判断する根拠がわかりません。
このようにコスト調整をするにも、原価を公開し
材料と人件費、会社経費を分けた、資金計画や見積もりが
大事という訳です。
予算不足の方はコチラ▼▼
妥協なき家づくりを目指し
大奮闘中のあなたへ送る?
無料メルマガ
【家づくり成功の秘訣】
注文住宅を建てたい方に
間取りと適正見積を提供
最高品質の家を
安く建てたい方へ