注文住宅には資金計画が不可欠って本当?

注文住宅には資金計画が不可欠って本当? 

 

 

「念願の注文住宅を建てることになった。

 

子供の養育費を考えるとお金のゆとりは欲しい。

 

老後の蓄えも勿論欲しい。

 

 

となると、資金計画を立てることになるだけれども、

 

どうすればいいのかよく分からない。」

 

「家を建てる時に資金計画を考えた方がいいと

 

聞いたけれども、本当?資金計画ってどういうこと?

 

面倒くさそうだけれど、いったい何なの?」

 

 

このようにお考えの方は多いと思います。

 

 

 

そこで今日は資金計画の立て方やそのポイントなどを

 

少しご紹介。

 

 

 

 

 

■使えるお金はキャッシュフロー表を書いてチェック

 

では使えるお金の量はどのようにして判断するのでしょうか。

 

それはキャッシュフロー表を書くことにより分かります。

 

 

 キャッシュフロー表とは、お金の出入りを考える表のことです。

 

子供の学校入学、卒業、結婚や、マイホームの購入、二代目の車

 

の購入と言った起こり得るイベントを想定しながら毎年年収が

 

どのくらい入ってくるか、どのくらいお金を使うか、資産はどの

 

程度入ってくるかを考えていきます。

 

 

この表を作成することによってどれくらい家計にゆとりがあるか

 

確認することができます。

 

 

さらに、どれくらいまでならライフイベントを難なく迎えられ

 

そうかも

 

判断することができます。

 

 

 勿論キャッシュフロー表には限界があります。

 

というのも、現在の延長線上でしかお金の出入りを考えられ

 

ないからです。

 

 例えば、極端な例ですが、もしも、これから学費も塾の

 

費用も一切かからない社会になるとしたら、教育費はほぼ

 

いらなくなりますが、

 

現代の社会ではこれは想定外でしょう。

 

 

キャッシュフロー表に組み込むのは現実的ではありません。

 

 このような欠点があるとはいえ、キャッシュフロー表が

 

お金を考えるうえで目安になるのはほぼ確かです。

 

ぜひキャッシュフロー表を書いてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

■家以外にもお金がかかる

 

さて、キャッシュフロー表を書いて割り出したお金、

 

実はそっくりそのまま家代(と時に土地代)

 

に費やすわけにはいきません。

 

 

実は家を建てる時には様々な雑費が必要です。

 

 

 代表的なものはローンの利子です。利子としてつくの

 

はせいぜい数%ですが、家という大金に科せられると

 

馬鹿にならない金額になります。

 

 

ローンのプランにも色々あるのですが、特に複利という

 

タイプの利子を課すローンは要注意です。

 

 

利子がついて増えた額に対してさらに利子がついていくという

 

塩梅で、返済額が予想以上に大きくなります。

 

 以上より決して利子は無視できるものではないでしょう。

 

 

 他にも様々な費用が掛かってきます。

 

例えば、保険金です。火災保険や地震保険に入る方は多いと

 

思います。

 

 

そうなると当然保険金が発生します。

 

 

他にも登記する際に税金が発生しますし、あまつさえ契約を

 

交わすときに税金を払わねばなりません。

 

 

勿論、これらの金額は家本体の価格と比べると小さいとは

 

思いますが、後で慌てないように心づもりをしておくと

 

よいでしょう。

 

 

多くの場合では諸経費が全体の費用の2割、3割ほどと言われて

 

います。

 

 

 

■優先すべきところを決めるのがカギ

 

 使える金額が決まったら、いよいよどこに

 

どれだけのお金を使えるか決める段階に移ります。

 

 

コツは優先順位を決めてしまうことです。

 

というのも、そうしないと「ここもそこも。」

 

とどんどん予算が増えてしまうからです。

 

 

 家には様々な要素があります。

 

例えば家の広さや家の機能、素材、家の見た目などが挙げ

 

られます。

 

 

どれもお金をかければ良いものが手に入ります。

 

お金を無限に使えるのであれば話は別ですが、そうでないならば、

 

自分にとってどれが一番大切なのかを考え、自分が持って

 

いる資源をその部分に重点的に費やしましょう。

 


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