断熱住宅の住み心地
ストレスがなくなり、アトピーも消えました(ご主人の話)
うれしい「誤算」です。この家に住むようになってから、仕事がますます順調になったのです。
まったく期待していなかったことです。仕事につながる国家資格を取得すべく勉強を始めたのですが、受けた試験がすべて合格しています。
口はばったいのですが、今ほど勉強が楽しいと思ったことはありません。集中できるのです、この家だと。室内が快適ということが、これほど住む人に良い影響を及ぼすなんて、まったく予想していませんでした。
私は、これまでアトピーでした。医者から薬をもらっていましたが、それも今は要らなくなりました。アトピーがなくなったからです。かかりつけのお医者さんは「ストレスがなくなったから」と教えてくれましたが、その「ストレス」とは、仕事とか対人関係ではなく、室内の不快さだったのではないかというのが私の分析です。
まず、家の中の温度差です。冬は寝床から出るのが億劫。加湿器をつける一方で結露に悩まされる。石油ファンヒーターや加湿器が狭い室内をいっそう狭くする。灯油のチェックもけっこう面倒です。夏は夏で、クーラーの不自然な冷房と馬鹿にならない電気代。四六時中、室内の温度や湿度に気を回さざるをえないことが、じつは心理的なストレスになっていたのだと、今になって気がつきました。
この家になってからは、家に帰るのが楽しくなりました。なぜなら、いつでも快適だからです。外がどんなに暑くても、寒くても、仕事がたいへんな時も、まるで天国のような快適な空間が 365 日、私を待ってくれている。そういう期待が、ストレスを消してくれます。いい意味での「逃げ場所」、自分を癒してくれる約束の空間が、今の家なのです。
快適ということは、温度とか湿度とかを気にしないで済むことです。冷暖房機器も減り、家の中もすっきりしました。「余計だな」という意識が、知らず知らずのうちにストレスになっていたのです。余計なものが身の回りから減ると身軽になり、結果的に気分も軽くなるから人間って不思議です。反対に気分が重いとうっぷん晴らしに妻にあたったり、文句の種を探したりしてしまいます。そういう一連のことがストレスになっていたのです。
仮に今、この家で子供を育てたら、子供は成績がいいような気がします。家が快適だと性格も穏やかに、集中力も増すからです。自然と心も豊かになって、努力するのが楽しいと感じる人間になるはずです。住宅は外観や構造も大切ですが、断熱や温度管理もそれと同じくらい大事です。これは、住んでみないと本当のところはわからないかもしれないのが残念です。
帰宅時の夫に疲れが見えません(奥様の話)
妻にとって、夫のストレスの少ないことがどれほど幸せなことか。夫にとって心からくつろげる自宅にしてあげたいと、いつも願ってきました。その願いが、ようやく今、実現しました。
確かに、この家に住むようになってから主人の表情が変わりました。仕事から帰ってきたとき、以前は疲れが顔に出ていましたが、今は明るく元気に戻ってきます。仕事で疲れているという感じがしません。妻として、こんなに嬉しいことはありません。
以前はつまらないことでぶつかったりしたこともありました。でも、今は、お互いが穏やかになったというか、余裕が出てきた気がします。静かで、快適な住空間が心を落ち着かせてくれるのです。
先日、隣の奥様が尋ねてきました。「お宅のペット(犬)、すごく静かですけれど、無理されていませんか。うちも赤ちゃんがいるのでご迷惑をおかけしているでしょうから、吠えてもお互い様です。気にしないでください」と。最初はなんのことかわからなかったのですが、吠えないよう無理にしつけてなどいなくて、 2 匹の犬は家の中ではきっちり吼えています。でも、それだけ遮音されているのですね。
反対側の隣の奥様は、以前、こんなことを話されていました。「奥様もご主人もいつも薄着ですけれど、寒くないのですか」。冬でも薄着で家の周りをうろうろしていたのですね。気がつきませんでした。いちいち着替えるのが面倒ですから、つい家の中の格好で出てしまうのです。
外部の音が聞こえないのも「うれしい誤算」でした。この家に住むようになって、これまでは、知らず知らずのうちにそのような騒音で人体にストレスを与えていたのですね。
私たちは、見えないもの、感じ取れないものに、もっと関心を持ち、重視すべきなんでしょうね。「建築サポート」さんが「断熱はどうしますか」と尋ねてくれなかったら、普通の断熱材をはめ込み、今頃はこれまで同様のストレスと同居していたかもしれません。
建築サポートさんには、本当に助けていただきました。社長の高井さんと出会わなければ、今のような満足した生活は手に入らなかったと思います。いろいろなことを提案してくれたのが本当に嬉しかった。自分なりに家作りのことは勉強はしていましたが、やはり数多くの現場を踏んできた人の提案は、裏づけがある分、説得力がありました。
佐賀県嬉野市K邸
詳細施工:2008年3月
床面積:134m²
樹脂サッシ、アイシネン仕様
家族:ご夫婦、ペット
施工会社:((有))建築サポート(佐賀県嬉野市)
家の快適さは、実際に住んでみないと本当のところはわからないもの。私たちも、そうでした
南欧風のドリームハウスがついに実現。建築サポートの高井社長と出会わなければ実現は危うかったかもしれない。自慢は外観だけではなく、快適な室内も。写真で伝えられないのが残念!
(左)シャトーを想起させる塔棟。太陽が移動しても正面に受ける壁が多いので、終日採光がたっぷり。目を疲れさせない自然光が部屋中に行き渡ります。
(右)↑ 玄関アーチを飾るアイアン妻飾り 人形を模したオブジェが庭をなごやかにしています。絵を描かれる奥様の作品です。
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