住宅ローンとセットの団体信用保険は高い?
今日は住宅ローンを組む際に加入する「団体信用生命保険」について。
団体信用保険(団信保険)はローンの債務者が死亡や
高度障害等の理由で住宅ローンを支払いできなくなった際に
代わりに住宅ローンを支払ってくれる保険のことです。
強制加入ではないので、入りたくなければ入らなくてもよいです。
タバコを吸わない30歳の男性がフラット35で住宅ローンを組む予定
であれば「団体信用生命保険料」を約半額にする方法をご存知ですか?
あまり「ぴん」ときませんよね!
「団体信用生命保険」は住宅ローンを組んだ時、ローンとセットで
加入する為、そんなこと考えたことないよ!・・・っと思われますよね。
そこで、「団体信用生命保険」にかわるかしこい生命保険の加入方法を
お伝えしたいと思います。
通常 銀行で取扱う住宅ローンの場合、銀行が指定する団体信用生命保険
(以下 団信)への加入が義務付けされ、加入・未加入の選択の余地は
ありません。
その為、団信に加入できない場合住宅ローンが組めないケースもあります。
そんな時、団信が強制加入ではないフラット35をご利用されることも
多いですよね!
団信に加入できないケースは別として大半のフラット35利用の場合は
団信に加入されることが普通です。
しかし、フラット35の場合は
銀行と違い施主様の自己負担として団信に加入しなければなりません。
何も考えず、団信に加入することが多いでしょう!
そこで、「ちょっと 待った!!!」と言いたい場合があります。
具体事例。
例えばフラット35で35年間 3,000万円の住宅ローンを組んだ
としましょう。(たとえば金利の2.26% 全期間固定型とします。)
その時、どのくらいの保険料を払うのかと言いますと・・・・・・
初年度年払保険料は10万7,300円で(元金が減れば保険料も減っていきます)
総額ではなんと216万1,600円となります。
これを民間の生命保険で(団信の目的として)加入した時、
いくらの保険料で加入できるか?
施主様が30歳でたばこを吸わないケース(その他健康状態良好)だと
した場合の年払保険料は3万6,240円となります。
35年間の総額保険料は126万8,400円です。
フラット35 団信との初年度比較では年間7万1,060円もお得になります。
支払総額では89万3,200円の差が生じます。(大きな差ですね!)
すべての人が該当するわけではありませんが、施主様の年齢が若い場合に
お得になるケースが多くあります。
何故、このような差が生じるかと言いますと、団信は20歳代も40歳代も
年齢に関係なく保険料が設定されている為このようなことが起こります。
つまり、若い施主様は民間の保険料が安いことが多いので、
団信に加入するよりお得になることが多いのです!
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