スギは、ヒノキと並ぶ代表的な日本固有の針葉樹で素直に真っ直ぐ伸び生長が早い木です。

DSC02784木材は、それぞれの特徴にあった使い方があります。

 ヒノキは、狂いが生じにくく耐久性に優れ虫が

 つきにくいため、柱や土台に最適です。

 針葉樹のなかでは生長が遅いため高価になります。

 スギは、ヒノキと並ぶ代表的な日本固有の針葉樹で、

 素直に真っ直ぐ伸び生長が早い木です。

 また、加工がしやすく、芯材と辺材の差がはっきりしているのも

 特徴です。

 

 

ヒバは、虫や木材腐朽菌に強く、

 

特にシロアリに対する強さは他の樹種には

 

見られません。

 

 

強度もヒノキと同等なため土台や柱などに使われます。

 

アカマツは、マツの中でも特にヤニを含みます。

 

かたくてねじれる癖がありますが、強度があるので

 

昔から手の届かない梁に利用されてきました。

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現在は、人工的にヤニを抜く脱脂乾燥が行われ、

 

フローリングなどにも使用されています。

 

 

クリは、シロアリや木材腐朽菌に有効なタンニンを含んでいて、

 

かたくて重く粘りがあるため土台に適しています。

 

生長に時間がかかり量の少ない高価な木材です。

 

 

木材は、その特性をよく理解し適材適所を見極め、

 

合理的で経済的な材質を選択することが大切です。

 

 

木材と健康住宅は切っても切れない関係にあります。

 

健康住宅を作るには、無垢の木を使うことが当たり前に

 

なるのですが、困ることが一つあるんです。

 

 

それは、地震に強い家にするための、耐震等級です。

 

通常の建築基準法をクリアーするだけの耐震なら、問題

 

ないのですが、耐震等級の最高ランク耐震等級3をクリアー

 

するには、間取りによっては無垢の木だけでは無理なんです。

 

 

水平面や垂直面に構造用合板を使うことにより初めて

 

最高等級の3をクリアーできるんですね。

 

 

健康住宅であっても耐震等級3を取得するには、下地に

 

構造用合板を使うことになります。

 

 

健康住宅専門の私としては、合板仕様はなかなか

 

受け入れたくないのが本心ですが、これも

 

安心、安全=健康、快適を同じように考えたとき、合板仕様もやむなしと

 

いうところでしょうか。


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