建てた工務店と良い付き合い

あなたの家に、訪問販売が来たことはありますか?

 

新聞の勧誘なら、まだマシな方。

 

火災報知機・消化器などの比較的低額なものから、

 

オール電化や太陽光発電などの高額なものまで、悪徳業者が存在しています。

 

手抜き工事をしたり、傷んでもいない箇所の補修を勧めるリフォーム業者もいます。

 

口が達者で、一見親切そうなので、普段から警戒していないと怖いですね。

 

 

「畳を低価格で張り替えます」

 

というチラシに、ふと疑問を感じた人がいます。

 

家を建ててからも工務店といい関係を築けていたので、質問してみました。

 

工務店の人は、

 

「そんな金額でやったら、ウチなら確実に赤字です。

 

 一度、見積もりを出してもらって下さい。

 

 ただし、どんな勧誘をされてもその場で返事をしてはダメですよ」

 

と教えてくれました。

 

 

早速、業者に電話して見積もりをもらいましたが、やはり金額は上がっていました。

 

「あれは最低の素材を使った場合の金額で、お宅ならこれでないと」

 

と悪びれる様子もなく親切さを前面に出し、キャンペーン価格ということで

 

その場での返事を要求されたました。

 

工務店のアドバイスがあったので、返事は延ばしましたが、もちろん断りました。

 

 

似たようなケースはたくさんあります。

 

騙されないように、対策を練っておきたいですね。

 

 

まず、会話ができるインターホンがあるなら、そこで要件を尋ねること。

 

会う必要のない人なら、情けは無用。

 

そこできっぱりと断ります。

 

なお、玄関は日頃からできるだけ鍵をかけて、家に入らせないようにしましょう。

 

業者によっては、いきなり玄関ドアを開けて

 

「こんにちは~」

 

と言う場合もあります。

 

 

『直接会えた』という時点で、相手は第一関門を突破しているんです。

 

呼び鈴のみなら、ドア越しに要件を訪ねるか、

 

ドアにチェーンを付けて、細く開けて対応します。

 

 

家に入れたらなかなか帰ってくれない、と覚悟しておかなければいけません。

 

そして、家族構成などの個人情報を教えないこと。

 

相手の話に興味がある、というそぶりを見せないこと。

 

「キャンペーン」「限定○名様」という誘惑に負けないこと。

 

 

…でも、何より大事なのは、前述の方と同じように、どんなに

 

「信頼できそう」「申し込みたい」

 

と思っても、その場で返事をしないことです。

 

もちろん、断るのはその場でOKですよ。

 

もし、相手の話に興味を持ったら、

 

 ・その会社の所在地・電話番号などが正しいか調べる。

 

 ・地元の複数の業者から、同じ内容での見積もりを取る(相場を調べる)

 

 ・クーリング・オフできるのか(できる場合は、その期間も)

 

など、確認作業をしなくてはいけません。

 

電話帳に載っていない、店舗・事務所を持っていない、という事例はたくさんあります。

 

 

 

 

 

「ウチを建ててくれた住宅会社と、ずっと良いお付き合いをしています。

 

 家関連のことは全てそちらに相談しているので、お断りします」

 

と言ったら、相手は何も言えなくなるでしょう。

 

 

もしあなたに家づくりの計画があるのなら、

 

そんなことを含め、何でも相談できるところに出会えるといいですね。

 

 

 

質問やご意見がある方は下のフォームよりどうぞ

 

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