注文住宅のプランづくり

戦後、アメリカ式の「プライバシー重視」という考え方が、

 

いろんな場面で盛んに言われるようになりました。

 

 

その影響を受け、住まいにも変化が現れ始め、今では家族が個々に

 

部屋を持つのが当たり前の時代になってきました。

 

 

子供部屋、書斎、家事室など、いろんな呼び方がありますが、

 

全て個人のための空間です。

 

その結果、もたらされてしまったもの・・・。

 

それは、家族間のコミュニケーションの減少です。

 

 

 

「バリアフリー」という言葉がありますね。

 

一般的にその言葉が意図しているのは、段差とか仕切りとか、

 

いわゆる物理的なものについてです。

 

 

ですが、今回は少しだけ精神的なバリアについて触れたいと思います。

 

 

家の中に壁があると、そこでコミニュケーションは遮断されてしまいます。

 

 

つまり、物理的に壁であるだけでなく、それは心の壁にもなってしまうわけです。

 

 

せっかく家族と一緒に暮らせるのですからコミュニケーションをとりながら、

 

楽しく生活したいですよね。

 

 

そのためには、壁があるよりは無いほうがいい。

 

そうしたら、そこには自然と会話が生まれるはずです。

 

 

しかし、そこで忘れてはならないのが、プライバシーの問題です。

 

家族それぞれのプライバシーを尊重しつつ、お互い、気軽にコミュニケーションを

 

図れるような精神的バリアフリーの空間を設計すること。

 

 

 

間取りを考える場合には、プライバシーとコミュニケーション

 

両者の観点からの考慮が必要です。

 

 

そうは言ってもなかなか難しいのがプランづくりです。

 

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

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