住宅産業はクレーム産業と言われている

住宅産業はクレーム産業と言われています。

 

ユーザーからクレームを言われないように造ろうとすると

 

品質が均一で文句の付けられない材料選定が優先されます。

 

 

従って、塩化ビニールなどの化学建材が多くなるんです。

 

ハウスメーカーは、自然素材はコストが高く、メンテナンスが

 

大変で扱いきれず、規格工業品の化学建材の方が都合が良いのです。

 

 

しかし、いくら陶器が割れるからと言って、プラスティックや

 

発泡スチロールの食器で食事をする気になれますか?

 

ビニール貼りの家はそれに匹敵すると思っています。

 

 

また、「木の家」をうたいながら、その木が全て集成材だったり、

 

そうでないとしてもビニールクロスや塩化ビニールで包んで平然と

 

している建築会社や大手ハウスメーカーの真似をしている

 

工務店も同じと思います。

 

 

今までお伝えした自然素材の健康住宅をたてるには、

 

どうしたらよいのか?

 

 

自然素材の健康住宅を建てるには

 

現状では、本当の木や土の自然素材は、もう使えないと思っている方も

 

多いと思います。

 

 

しかし、日本では、国土の67%が森林であり、そこに育った

 

木材が使われず、売れずに困っているんですね。

 

土もほとんどが無限の資材、つまり自然素材は充分にあるのです。

 

 

家の価値は見た目の華やかさや大手ハウスメーカーが造りやすいか

 

否かで決まるものではありません。 

 

 

しかし、骨組みのしっかりした木の家は100年と耐久性があるのです。

 

その価値をわかって欲しいのです。

 

 

心配なのは、自然素材のコスト

 

 

そうはいっても、お施主さまにとって予算は限られています。

 

やはり自然素材の健康住宅は、あれもこれも全てご要望どおりに

 

入れてしまうと大変なことになります。

 

 

しかし、制限を作りすぎると、いくら自然素材でも、

 

面白みの無い家になってしまいます。

 

どこで、線引きをしていいものか悩みました。

 

そこで、今でも全国の自然素材の健康住宅をつくる工務店の

 

仲間たちみんなで知恵を絞り、研究を重ねています。

 

 

自然素材の健康住宅が予算内で建てられるように取り組んでいます。

 

注文住宅とは、お施主さんが希望される素材や設備機器を使います。

 

なので、どのような素材や設備機器を選ぶかで注文住宅の価格は決まります。

 

ある意味、お施主さん次第で高くも安くもなるのです。

 

 

建築会社や工務店の役割は家に使う材料をできるだけ安く仕入れて、

 

家以外に広告宣伝費などムダな経費を使わないことです。

 

そうすることで誰でもての届く価格で自然素材の健康住宅が手に

 

入ると思います。

 

 

 

 

自然素材を使うことはいいことばかりではありません。

 

隙間が出る、割れる、反る、仕上がりが均一ではない、価格が高い。

 

でも、どんな欠点や特徴があろうとも、本物の素材には違いありません。

 

そして、自然素材にはどのような欠点、特徴があってもそれ以上に

 

いいことが多いんですね。

 

 

 

 


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