この記事は18年ほど前に書いた記事です。その当時から快適健康な家を目指して

 

この記事は18年ほど前に書いた記事です。

参考になるかと思います。

 

今は省エネ高断熱の時代です。しかし建物価格が高騰しています。そんな中で自然素材の高断熱のデザイン住宅をどうして安く建築すれば良いのか?

 

その答えは一つ。ムダなコストやムダな時間を使わない。

 

知りたいこと疑問は↓
info@kenchiku-support.jpまで。

 

建築サポート料のお支払いは資金計画、設計図や見積書、工事契約が終わってからになります。

それまでは1円もかかりませんので安心してアドバイスサポートをご活用ください。

(建築アドバイス設計料は30万円~50万円)


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私の家は18年前に建てた断熱性能が低い家です。

その当時断熱材にはグラスウール50ミリが使われていました。

サッシもアルミの単板ガラスです。冬はトイレやお風呂が寒いし居間の窓には結露が付くしで灯油代は掛かるしという家に住んでいます。


そのような背景があり、夏涼しく冬暖かい家を作るようになったんです。

つい最近、ある人から「そよ風」というシステムを使えば夏涼しく冬暖かい家が出来るということを聞きました。

早速カタログを送っていただきました。


それを今日は分解してみましょう。

「そよ風」とは、冬の暖かさを求める為に簡単にいうと屋根の一部に太陽の熱を集めてそれを機械とダクトを使い床下まで送り、その空気を床に開けた通風口から各部屋に送り家中の部屋を暖めると言う事です。


他の暖房機でもいえることですが、そよ風を設置した場合、住宅の断熱性能がとても重要です。

そよ風だけでは家全体を暖かくすることは不可能のようです。

なので何らかの補助暖房が必要のようです。


そよ風で得られる熱容量とその家に必要な熱容量を考えれば、家中の暖房が可能かどうかわかると思います。


家の大きさが違えば当然変わってきます。

また間取りでも違ってきます。

そして家の断熱性・気密性が良くない住宅の場合補助暖房をフル稼動させなければいけません。


フル稼働しても断熱性能が低いと暖かくならないでしょう。

要するに、そよ風を設置して家中を暖めるには最もいい断熱性能の住宅を作り尚且つ補助暖房が必要になると言う事のようです。


住宅の断熱性能が良くない家にそよ風を設置しても期待通りの効果は出てこないと思います。


そよ風設置の場合は住宅の間取りや住宅の断熱性能の熱損失(熱が出て行く)や気密性能(隙間がどれだけあるか)を知り冷暖房計画と計算をきちんとやらないと寒い家になる可能性があります。

 

これは、そよ風に限ったことではなく、蓄熱暖房機の場合も同じです。


断熱性能が低い家に蓄熱暖房機を設置しても暖かくなりません。

あっためた空気が壁や窓あるいは屋根からドンドン逃げて行きますからね。

極端なはなし、外(郊外)に暖房機を設置しても、暖かいのは暖房機の周りだけです。


断熱性能が低い家はこれと一緒ですね。


逆に断熱性能が高い家には、どのような暖房でも少しだけ熱を入れれば暖かくなります。


多くの工務店や建築家はこういったシステムや蓄熱暖房機を設置すれば家中が暖かくなると思っている人が多くいるのですが、それだけでは無理です。


家中の冷暖房を効率よく効く家にするには、住宅そのものの断熱性能を高めなければ、何を設置しても暖かく又は涼しくなりません。

要するに、断熱材や遮熱材、サッシなど複合的に考えないとダメです。


ある一部分を強化してもダメと言うことですね。

しかし、夏涼しく冬暖かい家を作るのはそれほど難しいわけではありません。

温度・湿度の性質を知り適材適所でそれに応じた素材を使用すればいいと思います。


ただ、私の夢は機械などを使用しない無冷房・無暖房で涼しく暖かい家を作ることなんですが、まだ出来ていません。


冷房は何とかエアコンなしでも出来そうですが、暖房はまだ少しの熱源が必要ですね。

まだまだ挑戦です。

誰かいませんか。

私と一緒に無冷房・無暖房で涼しく暖かい家を作りたいお客さんがいたら連絡お願いします。

トライしてみましょう。

これからは省エネで快適に住める家を作る時代です。間違いなく。

 

 


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