建築会社は高く売りたい。建て主は安く建てたい。このミゾを埋める方法は?

家づくりはほとんどの方にとって一生で1回だけの大事業です。

 

その家づくりにおいて、失敗や後悔をする人が後を絶ちません。


家づくりは、住宅ローンや家づくりの依頼先、間取り、性能、材料選び、デザイン、細かく言えば天井の高さ、断熱材の施工、床の強度、構造材の大きさ、材種などなど、きりがないほど多くのことを考え、選択していかなければなりません。

 

もちろん施主様がそれを一つ一つ考え正しい選択をすることなどできません。
家づくりは特に専門性が高いため分からない部分は業者任せということになるわけです。


それでもいい業者、良心的な業者、家づくりに熱心な業者に巡り会えればいいですが、なかなかそうはいきません。そして、業者に悪気はなくても「家づくりで失敗した」「後悔した」というお施主様も少なくないのです。
その原因は何でしょうか?

 

その原因は一つしかありません。


それは、お施主様と業者との対話不足です。お施主様が思っていることと業者が思っていることが違うのです。それでは上手くいくはずがありません。
お施主様が納得していないまま家が完成してしまうというのが一番の原因なのです。


業者が決めるべきことをきちんと決めないで曖昧にしている。決めなければいけないことが分からない。これを防ぐには対話が必要なのです。
ダラダラとムダな話し合いは不要です。お互いが大事なことを腹を割って話し合うだけです。

 

これだけで家づくりの90%は成功します。
残りの10%は、ご縁があったらその時にお話します。


気兼ねなく本音で何でも話し合える、相談してもらえるお医者さんと患者さん、弁護士さんとクライアント そのような関係の家づくりを私たちは行っています。

あなたの家づくりが成功すること願っています。

 

 

普通、家づくりといったら大手ホームメーカーさんや地域の工務店さんなどに依頼することを考えますよね。

これは今まで当たり前のように行われてきた家づくりのかたちです。

 

でも、その“当たり前”にあぐらをかいてしまっていると言えるのが、建築業界の現状。施主様の利益よりも自分たちの利益を追求するなど、まさに施主様を置き去りにしているとしか思えない状態なのです。

 

いいことずくめに見えるけど……?


最近の家づくりは施主様にとっての利益ではなく、つくり手にとっての利益を追求しているように思えます。
「施工が簡単で工期も短い、でも見た目はいい」。

 

この言葉には施主様にとって利益になるようなニュアンスも含まれていますが、よくよく掘り下げていけば、つくり手にとってのメリットのほうが多いことに気づきます。

 

「簡単で早く終わるうえに見た目もそこそこのものができて施主様を納得させられる」のですから、業者からしてみればとても楽なわけです。

ですが、ここには「住み心地」や「適正費用」といった施主様の目線が完全に欠落しています。

 

 

大手ハウスメーカーの家づくりが半値八掛けといわれるように、施主様が出した建築費のうち多くのお金が“家づくり以外”に使われています。

2,000万円の価格の家だとすると、家そのもの価値としては800万円程度ということになるでしょう。

 

では残りの1,200万円はというと、下請け業者への発注費用や過剰な広告費、モデルハウスの維持費などのために消費されています。

これは本来であれば起こってはいけないことだと考えます。

 

2,000万円を出したのにその半額以下の800万円の価値しかない家しかできない。これは、誰が考えたっておかしいことではないでしょうか。

 

 

本来、利益というのは労働の果実として労働に見合った対価のみをいただくべきです。

 

しかし、これは建築業界においては成り立っていません。

 

なぜなら、原価をかさませて利益を出すということが、多くの会社で行われているからです。ちなみに、これは会社の規模を問わずに行われています。

多くの会社では仕入値を公開しません。ですから、60万円で仕入れたものを「定価の100万円で仕入れていますよ。

 

でも特別に割り引いて80万円でご提供していますよ」という見せ方だってできてしまうわけです。

 

この場合、安く見せかけていますが、結局のところ仕入値より高い価格で施主様に提供しているので、業者に利益が出ています。

 

仕入値に利益やら会社の経費やらを上乗せするのは商売人がやること。家づくりに携わるものなら、「家づくり」という部分で報酬としての

利益をいただくのがあるべき姿ではないでしょうか。

 

 

これから家づくりをはじめようとされる皆さんにこういった話をするのもあれですが、事実としてお伝えしておきたいと思います。

それは、マイホームというのは人生で一番高い買い物であり、選択を誤ってしまえば大変な事態に陥りかねないということです。

 

生命保険まで掛けて大変な年数で住宅ローンを払い続け、場合によっては一家離散にまで至るおそれのあるもの。それが家づくりです。

実際に家づくりで失敗して多額の借金を背負い、最後は自殺にまで追い込まれてしまったという痛ましい話も耳にします。

 

 

皆さん、家づくりをはじめようとするにあたってたくさんの業者に問い合わせや資料請求をされていることと思います。

どの会社も基本的に自社のいいところしか言いません。ですから、「どこに依頼しても結局は同じ」と思ってしまうかもしれません。

 

ですが、建築業界には悪しき慣例がはびこっており、「普通」に大手ハウスメーカーさんや工務店さんなどに依頼するだけでは満足のいく家づくりはできないでしょう。

 

そして、依頼先選びを失敗するということは家づくりも失敗するということ。

 

ですから、まずは家づくりの実態を知っていただきたいと思っています。このサイトも、そういった想いから起ち上げました。

 

その原価や工法、提案が果たして適切なのかが分からなければ、満足のいく家づくりはできないのではないでしょうか。

 

とはいえ施主様が知るといっても限度があります。ある程度のところまでは知ることができても、たとえば現場レベルのことをすべて知ることは現実的に難しいでしょう。

 


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今までの建築会社がやれなかった高品質、高性能の住宅を普通の価格で提供する。試行錯誤の連続ですが、それも楽しむ。
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施主と建築業者は同じ家づくりのゴールを目指すパートナーです。
価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。