注文住宅の間取りと資金計画作成

健康住宅という言葉が出てからもう10年くらいなるかと思います。

 

健康住宅をつくるために自然素材の仕様や高断熱の技術が発達してきました。

 

塗壁や無垢の木を使って高断熱にすれば健康住宅。

 

 

夏涼しく冬暖かい家にすれば健康住宅。

 

もちろんこれらの住宅も健康住宅ですが、

 

今日は間取りや外観、デザインから健康を考えてみます。

 

 

外観デザインで良く見かけるのは左右対称のバランスが悪い家。

 

パッと見て何となく安っぽい家。

 

勾配がやたら急な変な家。

 

個性的と言えば個性的なんですがこんな変な外観デザインは

 

そこに住む人の精神を乱し落ち着きをなくしやすい。

 

外壁の色も大事で暗い外壁の色は楽しさや喜びが湧いてきません。

 

 

間取りも大事で病気になりやすい間取り。

 

健康になる間取りもあります。

 

真っ白い壁や天井だけで作られたリビングは寒気がし

 

落ち着きません。

 

 

 

壁の色を暖色系にしたりソファーを暖かい黄色に近い色にしたり

 

開放感のあるくつろげるリビングにすると精神も安らぎます。

 

 

ゆったりくつろげるリビングをつくる必要があります。

 

部屋が狭いのにゴチャゴチャと家具を置くと自律神経が乱れます。

 

気分がはれないということでしょうか。

 

 

室内や外壁のデザインや色が人の健康や正確にも影響するそうです。

 

 

確かにそう思います。

 

 

寒々としたキッチンで料理してもおいしい料理はできそうにありません。

 

逆に暖かいダイニングで家族が楽しい会話をしながら食べる料理は何で

 

あれおいしい(笑)

 

 

リゾートのような雰囲気の室内は心地よい、快適で病気になりにくい。

 

狭くて窮屈なトイレ、ゆっくりできないバスルーム、床が冷たく家が寒い。

 

 

 

間取り設計で失敗しないように気を付けましょう。

 

 

 

間取りと資金計画は同時進行!

 

ところで間取りを作成する前にやってほしいことがあります。

 

同時でも構いませんがお金のことです。

 

 

 

家づくりも正しい手順通りに進めば必ず安くてもいい家ができます。

 

 

 

では、家づくりで一番最初にやることは?

 

 

 

 

安くてもいい家をつくるための正しい手順とは?

 

 

 

1・土地代、建物建築費を含めた家づくりの資金計画、

 

企画計画を立てる。

 

 

 

そう資金計画を立てることです。

 

いくらの予算でどんな家を建てるのか?

 

自己資金はいくらで借り入れをいくらにする。

 

返済はいくらまでなら大丈夫?

 

 

 

家づくりで最も大事なことは資金計画です。

 

 

資金計画を間違うと家づくりは失敗します。

 

 

 

その中でも資金計画の中での予算配分とは?

 

 

カンタンに言うと、

 

 

資金計画の中の予算配分とは?

 

土地代にいくら?

 

外溝費にいくら?

 

登記など諸経費にいくら?

 

建物の建築費にいくら?

 

と予算を振り分けすることです。

 

 

 

それと自己資金をいくら用意して住宅ローンをいくら借りて

 

毎月の返済をいくらにするのか?

 

 

どこの銀行から借り入れするのか?

 

 

これも資金計画です。

 

ムリした住宅ローンの借り入れは家族崩壊、人生を台無しにします

 

からここは非常に重要です。

 

 

 

住宅ローンを借りるならいくらまでなら払えるか?

 

ここを重点的に考えます。

 

 

資金計画が出来上がると次の段階です。

 

次はこの安心、安全な資金計画の建築費でどのくらいの家が

 

実際に建てられるのか?

 

例えは建築費の予算が1800万円だとすると、佐賀県の今の

 

建築費の相場の坪単価が

 

55万円だから1800万円を55万円で割ります。

 

1800万円÷55万円。

 

 

 

そうすると33坪の家が建てられるという事が瞬時にわかります(笑)

 

33坪の2階建てで平均的な家ができるんですね。

 

 

 

ただ、これは平均的な家なので自然素材や高断熱、高耐震、

 

デザイン住宅を建てたいと思うなら坪単価が60万円は必要なので

 

1800万円÷60万円=30坪

 

ということになり家の大きさは30坪です。

 

 

これであなたの安全、安心予算で建てられる家の大きさや仕様が

 

決まりました。

 

それを家づくりの諸条件としてまとめます。

 

 

家づくりの条件

 

1・建築費1800万円

 

2・33坪の木造2階建て4LDK 自然素材を使ったデザイン住宅

 

3・建築地は佐賀県◎◎市

 

4・夏涼しく冬暖かい家

 

5・省エネルギー

 

6・家事動線が短い

 

7・杉の床板がいい

 

ま~基本はこれくらいですが、あなたの希望が他にあれば全部

 

書いてください。

 

 

具体的には以下のような費用が必要になります。

 

 

 

・土地代

 

・建物本体建築費

 

・別途工事費

 

・諸費用

 

 

 

 

別途工事費とは?

 

・地盤改良費

 

・外溝工事費

 

・既存建物解体費用

 

・カーテン

 

・居室照明

 

・エアコン

 

・上下水道本管工事

 

・道狭運搬費

 

・特殊家具工事

 

 

 

 

 

諸費用とは?

 

・建築確認申請費・

 

・構造計算費用

 

・住宅ローン保証料

 

・登記費用

 

・各種保険料

 

・諸税金

 

・地震、台風、爆発、水害、自然災害等の想定外の費用

 

 

家づくりに必要な費用は土地の条件等により大きく変わりますので

 

別途工事費用、別途費用を忘れないように予算取りを行ってください。

 

 

資金計画を間違うとどうなる?

 

まずひとつめとして挙げられるのが、住宅ローン支払いが大変に

 

なったということです。

 

 

私は年収500万円前後で、大した給料がないにも関わらず、妻の勧めに

 

よりやむなく住宅ローンを組むことになりました。

 

 

それだけならまだ良いのですが、妻が働きに出ないので、非常に

 

生活が困難になっています。

 

 

最近は金融機関も必死なのか、金利を高く設定する傾向にあり、

 

返済を続けていても、ほとんどが利息分になってしまうため、

 

なかなか元金が経ることがありません。

 

 

 

まさに借金地獄とも言える状況でしょう。

 

 

それから工務店選びを間違ったということも重大なミスであると言えます。

 

工務店の作業がずさんなので、家のあちこちに問題を抱えるようになりました。

 

 

 

床の安定感に問題があったり、天井が低かったりするなどの問題があり、

 

これらは再びリフォームしなければ解決することはできないでしょう。

 

 

仕事が忙しいので、インターネットで調べて、検索の一番上に表示された

 

業者に依頼しましたが、今考えてみると、よく口コミサイトを読んだ上で

 

調べておくほうが良かったと後悔しています。

 

 

 

 

間取りが悪いということも問題で、これから子どもができるに連れて、

 

子供用の部屋を確保する必要があります。

 

適切な場所を確保することができなかっただけでなく、

 

子供の人数に応じて部屋をコントロールできることが難しいので、

 

少し後悔しています。

 

 

可能であれば、子供の成長に合わせて、部屋の大きさをフレキシブルに

 

変更することができるタイプであればよかったのですが、予算の関係上、

 

実現できずに建築されてしまったのです。

 

 

私はこのような後悔を二度と繰り返さないためにも、住宅ローンの支払が

 

完済された場合にはすぐにリフォームを考慮しようと考えています。

 

 

 

特に内装や耐震強度に関する問題については事前に業者の評判を

 

インターネットで調べることで、適切な業者に依頼するように心がけます。

 

 

しっかり調べることで、お金を守るのです。

 

 

 


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理想の家や理想の家づくりを求めて早いもので45年が経ちました。
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今までの建築会社がやれなかった高品質、高性能の住宅を普通の価格で提供する。試行錯誤の連続ですが、それも楽しむ。
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施主と建築業者は同じ家づくりのゴールを目指すパートナーです。
価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。