佐賀の木造住宅のデメリットと対策。

木造住宅のデメリットと対策。

 

 

 

新規着工の55.5%が木造住宅を選ぶ理由はいろいろあります。

 

しかし当然ながら一方でデメリットもあります。

 

 

 

何でも裏表があります。

 

完璧なものはこの世に存在しません。

 

 

 

 

今回は、木造住宅のデメリットとその対策方法について理解を深めましょう。

 

・耐久性の不安

 

木造住宅の耐久性は鉄筋コンクリートや鉄骨構造に比べると劣ると言われています。

 

しかし、定期的なメンテナンスと住み方によっては長く住み続けることができます

 

のでご安心ください。

 

 

 

特にポイントとなるのが防蟻点検、配管関係、外装のメンテナンスです。

 

また、耐久性を長期間保つには新築時の配慮も欠かせません。

 

設計者への構造計算の確認や地盤の調査は必ず行いましょう。

 

 

隣地が強固な地盤であっても地盤調査をし、必要に応じて地盤補強工事を

 

行いましょう。

 

 

 

築100年以上の木造建築も珍しくないので、きちんとメンテナンスをすれば

 

長く住めることがお分かりいただけると思います。

 

 

・火災に弱い

 

木=燃えるものというイメージの通り、木造住宅は鉄筋コンクリート構造の

 

住宅に比べれば火災に弱いと言えます。

 

 

それに伴って木造住宅の火災保険料は、他の構造の住宅より約二倍かかります。

 

ただ、火事が起きた際は木造構造であろうがなかろうが、大規模なリフォーム

 

または立て直しが必要になります。

 

 

他の構造との大きな違いは燃えるか燃えないか、ではなく延焼を防ぐ能力の差です。

 

鉄筋コンクリート構造なら火事でも燃えないというわけではないのです。

 

 

先日もどこかの国で鉄筋コンクリートのビルが信じられないほど燃えていました。

 

 

 

また、外装に防火サイディング(外壁の仕上げ材)や防火戸を用いることで延焼を防ぐ

 

役割を果たしてくれるので、万が一の場合は避難するまでに十分な時間を稼ぐことが

 

できる構造だと言えます。

 

 

 

・耐震性の不安

 

木造住宅のデメリットとして、特に心配されるのが耐震性です。

 

しかし、考えてみてください。

 

 

日本にはなんと築1300年の現存する世界最古の木造建築があります。

 

木造は地震の多い日本で昔から伝わる工法です。

 

地震へのノウハウは長い間蓄積されており、耐震性は十分に備わっていると言えます。

 

 

・シロアリを代表とする害虫被害

 

地震や火災などの大きな心配もさることながら、シロアリも実は大きな脅威になり得ます。

 

鉄骨造や鉄筋コンクリート構造にはない、木造住宅ならではの悩みですよね。

 

 

 

しかし、これも対策によって解消できる悩みです。

 

具体的な対策として、5年ごとの防蟻点検と薬剤散布を必ず実施し、また設計の時点で

 

シロアリ駆除や対策、点検をしやすい構造を心掛けることも手段の一つです。

 

 

毎年の床下シロアリ点検は建築サポートとしてもおススメしています。

 

 

 

木造住宅で使われる木材。

 

 

・ヒノキ(桧)

 

水に強く狂いが少ないため、土台や通し柱などの構造材に適していると

 

言われています。

 

 

比較的高価ですが、菌や虫に耐える力も高いことから古くから一般家屋、

 

質の良いものは神社仏閣に使われるほどの木材です。

 

伐採後から強度が増してゆき、100年はもつ木材として知られています。

 

さらにヒノキといえば香りが良いイメージをお持ちのかたもいらっしゃる

 

かと思いますが、そこも好まれる理由の一つです。

 

 

・ヒバ(桧葉)

 

こちらも湿気や水に強いため、ヒノキと同じく土台や通し柱などの構造材に

 

向いた木材です。

 

比較的安価ながらも菌に強いという特性から、やはり神社仏閣でも多く使用

 

されます。

 

どれほど菌に強いかというと、菌への耐性性から料理店で使用される高級まな板

 

として愛用されることも多いくらいです。

 

 

・クリ(栗)

 

クリの木は、耐久性、耐水性、さらには虫の害にも強い木材として知られ、

 

昔から土台の材料として活用されてきました。

 

価格は並で、硬質ではあるものの割れやすいという特徴も持っています。

 

漆などの塗装によって木目が美しく出ることから家具にも多く使用される木材です。

 

 

・サクラ(桜)

 

国内では「ヤマザクラ」が多く流通していると言われています。

 

やや安価ですが、虫害に強く、狂いや反りが少ないのと同時に粘りの

 

ある強度を持つため本当に良い材は値が上がり続けています。

 

しっかり手入れを行えばどんどんツヤが出てくるのも特徴の一つです。

 

 

・スギ(杉)

 

鴨居や廻り子などの造作で好まれる比較的安価な木材です。

 

狂いは少ないものの、柔らかさがあるため構造材としてではなく

 

造作一般に使用されることが多いことが特徴です。

 

戦後積極的に植林されたスギは流通数も多く、手伝い安価な木材として

 

知られています。

 

 

スギの香りをつけた日本酒が存在することから分かるように、

 

建物に使用してその芳香を楽しめる木材です。

 

 


«   |   »

プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

ご意見ご感想はこちらまで。
ken-support@jyuutaku-sienn.net