宣伝文句を鵜呑みにせず、家の性能や工法の特徴をよく知る事。

■家づくりのおさらい。

 

 

  「ライフサイクルコストを考えよう(外壁編)」

 

 

  ライフサイクルコスト=家の生涯を通じてかかるコスト

 

  電気機器は約20年で買い替え。

 

  光熱費など多くの費用は、建物の作り方で

 

  大きく変わります。

 

  安易に安い住宅に飛びついて、

 

  将来修理ばかり…にならないようにご注意を。  

 

 

 

 ■ライフサイクルコスト 光熱費編

 

 

  日常生活に最も影響するのが、光熱費。

 

  光熱費というと、電気代。ガス代。水道代。などですね。

 

  個人差もありますが、3~4人家族で月約2万~3万円。

 

  毎月のことなのでバカに出来ませんよね。

 

  また、節約という観点からだけでなく、

 

  地球温暖化やヒートアイランド現象などによる

 

  気温の上昇は異常なほどで、

 

  地球環境の悪化を防ぐ意味でも

 

  エコな生活を送らなければいけないのではないでしょうか。

 

 

 

 ■家づくりの段階からエコを

 

 

  こまめに電源を入り切りする、

 

  使わない時はコンセントを抜いておく。

 

  もちろんこのような節約も大切です。

 

  しかし、

 

  家づくりの時点で根本的に大切なことがあるんです。

 

  それは、壁や天井裏に入れる断熱のこと。

 

  工法や構造と同じように断熱材についても

 

  気候風土によってどれが良いかは違ってきます。

 

  四国に住んでいる私には考えられない話ですが、

 

  北海道なんて、断熱性能がしっかりしていないと

 

  家の中で凍死することもありえるんだとか。

 

 

 

 ■デザイン優先の家づくり

 

 

  安易にデザイン優先の家づくりをしてしまうと、

 

  「こんなはずでは…」

 

  ということにもなりかねないのです。

 

  例えば、

 

  断熱を考えずに吹き抜けなどの空間を優先してしまうと、

 

  「冬寒くて…」「光熱費が高すぎる…」

 

 

  これは欠陥住宅の1つとも言われています。

 

 

  また、工法にも種類があります。

 

  ・外壁の壁の中で断熱をする→充填断熱

 

  ・外壁の外側に断熱を施しその内側に通気層をとる

   →外張断熱

 

  「外張断熱の方が性能が良い!」

 

  などと宣伝している住宅会社もあるようですが、

 

  どちらにももちろんメリット・デメリットがあります。

 

 

 

 ■メリットとデメリットを良く知ること

 

 

  外張断熱の住宅は基礎断熱をします。

 

  基礎断熱とは、

 

  基礎の立ち上がりコンクリートの外側に

 

  プラスチック系の断熱材を貼り付ける断熱方法のこと。

 

  普通は床下は外部という考えで

 

  風通しをよくする事を考えるのですが…

 

  まったく逆の考えですね。

 

  つまり、床下は室内空間として扱うわけです。

 

  室温と湿度は部屋と同じ状態なのです。

 

  これは、

 

  床下の木材にとってはとてもよいことですが…

 

  防蟻処理に注意が必要なのです。

 

  普通の基礎のように床下の材木に防蟻処理をしてしまうと、

 

  有害な薬品が家中に充満することになります。

 

 

  発ガン物質やシックハウス症などが心配ですね。

 

  かといって何もしなければ、

 

  土台にシロアリ被害が発生してしまうかもしれません。

 

  断熱材はシロアリにとって食害しやすく、

 

  蟻道を人間には見つけられにくいんです。

 

 

宣伝文句を鵜呑みにせず、

 

商品の性能や工法の特徴をよく知る事。

 

そして、

 

あなたのライフスタイルと

 

あなたの住む土地の気候風土を

 

よく知る事。

 

この二つのポイントを合わせて考え、

 

最適なものを選ぶべきなのです。

 


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

ご意見ご感想はこちらまで。
ken-support@jyuutaku-sienn.net