無償アドバイスの真価:20年の経験から見る家づくりの落とし穴と成功法則

 

建築サポートが明かす、家づくりで避けるべき落とし穴と成功への鍵

 

大手住宅メーカーに頼るリスクと職人の選定が家の品質を決める理由

 

20年にわたり無償で家づくりに関するアドバイスを提供してきて、私たちは一つの大切な事実に気付きました。それは、この「無償アドバイスサポート」が、家づくりにおいて最も大きな影響を与えるということです。しかし、残念ながら多くの人はその重要性を理解していません。

 

建築サポートのアドバイスが、家の成功を左右する

家が良いものになるか、あるいは失敗してしまうかは、建築サポートのアドバイス次第です。これは、私たちが数え切れないほどの家づくりのプロジェクトをサポートしてきた結果、はっきりと実感したことです。しかし、残念ながら施主の多くは、建築業者や営業マンが提供する情報を信じすぎ、プロフェッショナルのアドバイスの重要性を見逃してしまいがちです。

 

昔と今の家づくりの違い

かつて、家を建てる際には地元の小さな工務店や大工に直接依頼するのが一般的でした。家族の信頼関係が基礎となり、地域の大工さんが施主と密接に関わりながら家を建てていたのです。こうした直接的な関係性は、家づくりの品質を高める大きな要素でした。

 

しかし、現在の家づくりの状況は大きく変わりました。多くの人は、大手の住宅メーカーに足を運び、営業マンと話し合って契約を結びます。ところが、営業マンは家を実際に建てる大工ではありません。営業マンが親切だったり、有名メーカーだからといって、必ずしも良い家が建つとは限りません。最終的に家を建てるのは、実際の職人たちなのです。

 

家を造るのは大工や専門業者

基礎工事やクロス貼り、建具、左官といった各分野の職人たちが協力して家を造ります。特に大手の住宅メーカーに依頼した場合、多くは下請けの工務店が実際に施工に携わります。施主自身が選んだ工務店ではないにもかかわらず、依頼した家がこのような下請け構造の中で建てられてしまうことが一般的です。

 

さらには、その工務店の下に孫請け、さらに曾孫請けが存在することもあります。この多重下請け構造の中で、どの職人が自分の家を担当するのかを施主は選べません。たまたま優れた工務店や職人が担当すれば良い家が建ちますが、そうでない場合、欠陥住宅になるリスクもあります。

 

実際に、建てられている住宅の80%以上が何らかの欠陥を抱えているとも言われています。小さな欠陥から始まり、時には住むに耐えないような重大な問題を抱えるケースもあります。

 

現場監督に頼りすぎてはいけない理由

一部の施主は「現場監督がいるから大丈夫」と考えるかもしれません。しかし、現場監督は必ずしも施工のプロフェッショナルではありません。多くの場合、現場監督の主な仕事は、材料の手配や工事の進行状況を確認することです。実際に現場に常駐しているわけでもなく、現場の細かな作業をチェックしているわけでもないため、信頼しすぎるのは危険です。

 

下請けや孫請け業者が関与するほど、工事費用はピンハネされ、最終的に職人たちに渡る金額は少なくなります。その結果、予算を削減するために手抜き工事が行われ、欠陥住宅が生まれる可能性が高まるのです。現場監督がしっかりと管理しているように見えても、その実態は異なる場合が多く、十分な注意が必要です。

 

まとめ

家づくりにおいて、どの建築会社を選ぶかは非常に重要な判断です。無償で提供される建築サポートのアドバイスは、家の品質に直結する大切な要素です。大手の住宅メーカーや営業マンに頼るのではなく、実際に家を建てる職人や工務店の品質を見極めることが大切です。

 

私たちが20年にわたり提供してきたアドバイスサポートは、家づくりの成功に大きく寄与してきました。

家は一生に一度の大きな投資です。だからこそ、信頼できる専門家のアドバイスを得て、無駄のない、品質の高い家を手に入れることが重要なのです。

 


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