住宅の品質や性能を高める素材は?良い家は高断熱の家で快適健康住宅

住み心地のいい家を作るには素材が大切です。

その中でも断熱材はなくてはならない物の一つです。

 

本記事は10数年前に書いた記事です。

 

断熱材といってもピンとこない人がいるかも知れません。

壁の中に入っているもので、外気の熱を室内に伝わるのを防ぐものです。

 

冷暖房の効率にも一役買っている優れものです。

この断熱材も実は、自然素材の健康住宅をつくる上で、重要なものとなります。


一般的に断熱材は、グラスウールというものが主流です。

グラスウールはガラス繊維で出来ており、ビニールの袋に入った状態で施工します。


実は、このガラス繊維が非常に人体に悪く、施工の際には、マスクとゴーグルの着用が進められているのです。

もう一つの主流がロックウールといわれるものです。

 

今は改善されているかもわかりません。大工をしていた頃は断熱材がチクチクして大変苦労していました。

 

 

これは、十数年前に問題になった石綿が含んでいる場合がありますので、やはり人体に影響があるかもわかりません。


でも、壁の中に入れるから、住む方の健康には、影響がないと、どこかの建築会社の人は、言うかも知れません。


確かにそうかもしれません。ただ全てを信用できないです。

それはビニールクロスなどを使って室内を密封した場合の話です。

 

(今は時代も変わり技術も進化しています。それでも不安ですね)

 

しかし、自然素材の健康住宅は木の呼吸をしなければ効果を発揮しませんので、意味をなさないのです。

更にこれらの断熱材は大きな障害があります。

それは、水分に弱いということです。


濡れやすく乾きにくいのです。

水は、空気の25倍熱伝導率が高いため。断熱の効果が薄れてしまいます。

乾きにくいということは、湿気が多くなるため、カビが発生しやすい状況になるのです。


壁の中だから濡れる心配ないと思われるでしょうが、屋内と屋外の温度差より壁の中に結露がおきてしまうのです。

断熱材の効果を100%発揮する為には常に乾いている状態が最高といえます。


夏は、ジメジメ・・・ 冬はカラカラ・・・ 

それをなんとかしようと夏は除湿機・・・冬は加湿機・・・もう大変です。


これらの断熱材は、湿度を調整してくれる事は出来ません。

そこで有力なのが、調湿機能を持つ、断熱材を使用することです。


調湿機能とは、文字通り、湿度を調節する機能のことです。

この機能をもつ断熱材は、ほとんどが、自然素材がベースのものを原材料としています。


従って、調湿機能だけではなく、化学物質の分解や吸着などの機能を持っています。

自然の材木の柱や通気性の内装材と合わせると、相乗効果が生まれ、まさに自然素材の健康住宅には、うってつけの建材といえます。

 

断熱材は、普段は目に見えない壁の中に入っているものです。

だからこそ、自然素材の健康住宅をつくる建築会社は、こだわらなければいけないと考えます。


見せ掛けで自然素材をつかっても、呼吸が出来ない状況や、見えないところで呼吸ができない素材を使うと台無しです。

本当にお施主様と家族の健康を考える建築会社であれば、見えないところにも自然素材やそれを手助けするものを使わなくてはなりません。

 

 

 

ここからは最新の記事です。

 

自然素材を活かした高断熱のデザイン住宅を手頃な価格で―ムダゼロ建築

 

自然素材を使用し、高断熱性を実現したデザイン住宅を手頃な価格で実現するための家づくりを考案しました。

それがムダゼロ建築です。

 

ムダゼロ建築では、施工過程での無駄を徹底的に排除し、コストを最小限に抑えます。これにより、自然素材を活かした高品質な住宅を手頃な価格で提供することが可能となります。

 

また、自然素材の利用と高断熱設計により、快適な居住環境を実現します。住宅内部の温度を安定させるだけでなく、エネルギー効率も向上させます。

 

さらに、デザイン面でもこだわります。自然素材の風合いを活かした外観や内装を提案し、住まいの個性を引き立てます。施主様のニーズや要望に合わせたカスタマイズも柔軟に対応します。

 

自然素材の高断熱のデザイン住宅を手頃な価格で実現したい方には、ムダゼロ建築が最適な選択肢です。詳細については、建築サポートの専門家にご相談ください。

 


«   |   »

予算不足の方はコチラ▼▼

予算内の理想の家づくり

理想の家や理想の家づくりを求めて早いもので45年が経ちました。
いい家を安く建てることやお施主様が希望される家をお施主様の安心な予算内で適正に安く家を建てる。
今までの建築会社がやれなかった高品質、高性能の住宅を普通の価格で提供する。試行錯誤の連続ですが、それも楽しむ。
家づくりにかかわる誰もが楽しく家づくりができるようにしたい。
施主と建築業者は同じ家づくりのゴールを目指すパートナーです。
価値観が同じお施主さんや工務店さん、そして設計士さんとの家づくりを楽しんでいます。