建築プロジェクトの参加者の責任と義務はこんなものがあります。

 

建築プロジェクトにおける役割と責任を明確にすることは非常に重要です。以下に、主要な関係者の責任を一般的な基準に基づいて説明しますが、プロジェクトの性質や契約によって異なる場合があります。契約書や合意事項に基づいて、具体的な責任と役割を確認してください。

 

【コストオン分離発注方式】

  1. 施主:

    • 設計の要件と期待を明確に定義し、設計監理者に伝えます。
    • 予算を確立し、支払いを管理します。
    • 建築プロジェクトの主要な決定を行い、変更依頼や変更承認を管理します。
    • 品質基準を確立し、建設品質の監視を行います。
    • プロジェクトのスケジュールを管理し、納期を確認します。
    •  
  2. 設計監理者:

    • 施主の要件に基づいて建築設計を行います。
    • 建築設計図面を作成し、仕様書を策定します。
    • 施工請負業者の選定と契約をサポートします。
    • 施工の品質と進捗を監視し、変更依頼を処理します。
    • 予算とスケジュールのコントロールをサポートします。
    •  
  3. 施工請負各専門業者:

    • 建築施工を実施し、品質基準を満たすようにします。
    • スケジュールを守り、工程を管理します。
    • 安全な作業環境を確保し、労災事故を防止します。
    • 建設に必要な許可とライセンスを取得します。
    • 施主や設計監理者からの指示に従い、変更依頼を実施します。
    •  
  4. 材料販売会社:

    • 建築プロジェクトに必要な建材や設備の提供を担当します。
    • 適切な品質の材料を供給し、仕様に合致することを確認します。
    • 納期を守り、必要な時に材料を供給します。
    •  
  5. 全体管理者:

    • プロジェクト全体の監視と調整を行います。
    • 予算とスケジュールの管理を担当し、進捗状況を報告します。
    • 関係者間のコミュニケーションを促進し、問題の解決をサポートします。
    • リスク管理と変更管理プロセスを確立し、プロジェクトの安定性を確保します。
    •  

以上の責任は一般的なガイドラインであり、プロジェクトの契約や特定の要件に従って変更されることがあります。建築プロジェクトの成功には、役割と責任を明確にし、コミュニケーションを円滑に行うことが不可欠です。

 


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