高層マンションは子育てに最適なのか?

「協調性が無い」「すぐキレる」といった子供は、

 

コミュニケーション能力や、社会性を

 

必要としない環境で育った住まいに原因があるとも言われています。

 

 

そんな環境って、一体どんな環境なんでしょう。

 

 

戦後の高度経済成長の時代から、

 

核家族化が一気に進みました。

 

この時点で、祖父母などの異世代と関わる時間が減ります。

 

 

また、最近は自治体への加入率が下がる傾向にあります。

 

「班長などの役が回ってきたら面倒」

 

「掃除などの行事が面倒」

 

「加入金や会費などの金銭的な負担がイヤ」

 

など、様々な理由があるでしょう。

 

ですが、これにより

 

子供の社会性・協調性を育てる機会を失っています。

 

 

地域との関わりが減ることにより、

 

子供を厳しく・優しく見守ってくれる大人が減ります。

 

 

このようにして、どんどん閉鎖的な環境を作り出していくんですね。

 

 

やがて母子で過ごす時間が長くなると、

 

お互いに依存するようになります。

 

家族以外の他者と理解し合う経験が少ないまま育てられた子は、

 

心を通じ合わせる努力も喜びも知らないまま、

 

いきなり集団生活の場に放り出されるのです。

 

 

高層マンションの場合、子供連れでの外出が大変なので、

 

そういった環境になりやすいのですが、

 

一戸建てでも、保護者の性格次第では

 

同じように閉鎖的な環境を作り出します。

 

 

テレビ・ゲーム・ビデオなどの影響も言われていますが、

 

それらはうまく使いこなせばいいだけの話です。

 

ですが、環境をうまく使いこなすのは難しいですよね。

 

まず家族が求める暮らし方を考え、

 

それに合った環境を追求したいものです。

 

 

いずれにしても、大事なのは両親が正しい知識を持つこと。

 

そして、対策を考えた上で高層マンションを選ぶのなら

 

それも一つの方法でしょう。

 

 

ただ私は、どうしても

 

あなたに高層マンションでの育児をしてほしくありません。

 

イギリスでは、4階以上での子育てを禁止した条例があります。

 

子供にとって、それほどまでに「環境」は大切なことなのです。

 

 

賃貸で高層マンションを選ぶのならともかく、

 

購入するとなれば、

 

・人体に与える影響

 

・地震や停電時の対策

 

・育児中の騒音

 

・老後など、体が不自由になった時の対策

 

など、十分に勉強しておかなければなりません。

 

 

住まいづくりの目的は

 

「あなたと家族が、今以上に幸せに暮らすため」

 

なのですから。


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プロフィール

高井弘一郎
佐賀県嬉野市塩田町久間甲860

昔は大工さんが棟梁で他の職人さんをまとめて家づくりをしていました。
そこには住宅会社は存在せず、住宅会社の広告宣伝費やモデルハウスの維持費なども建築費には上乗せされていない材料費と職人さんたちの賃金で家が完成していました。
今は時代が変わりそんなやり方で家づくりはできないというのは分かっているんですが、それでも「いい家を出来る限り安くしたい」
今までの家づくり経験45年の知識や智慧がヒントになれば嬉しいです。

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